商品番号:1527103
(税込)
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【 仕入れ担当 戸高より 】
新たな織り上げが無い中、
またまた見つけて参りました。
本当に良きものは、時代を超えて…
名門高級ブランド、坂下織物さんの手織りによる逸品をご紹介致します。
すでに廃業されてかなりの年月が経過いたしますが、
今でもなお坂下織物の帯をさがし求めていらっしゃる
きものファンの方が多いと聞きます。
本当に、出逢いのものですので…
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなくお願いいたします。
【 お色柄 】
見た目とは違い、手触りは大変しなやか。
シャリ感のある感触は締め心地のよさを期待させます。
深みある金色の地には流水に吉祥性豊かな草花に宝尽くしを込めて織りなして。
連綿と受け継がれてきた西陣伝統の匠技を、
しっかりと感じていただきたく思います。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 坂下織物について 】
すくい織や綴れ織、唐織などの手織の高級西陣帯を製織していた名門。
綴れ組織の地に唐織にてお柄を表現した「御門綴」や
王道の錦地の唐織の「錦繍綴唐織」など華やかな礼装帯から、
真綿紬、すくい、蘇州刺繍などでお柄を表現した工芸洒落帯などがあります。
残念ながらすでに廃業されています。
(西陣織工業組合所属時の証紙はNo.888)
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% (金属糸風繊維除く)
長さ約4.3m
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、初釜、パーティー、観劇、芸術鑑賞、お食事会など
◆合わせるお着物 黒留袖、色留袖、訪問着、付下げ、紋付き色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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