商品番号:1391389
(税込)
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【仕入れ担当 竹中より】
艶めく箔糸に、清き絹の艶めき。
うっとり見惚れる美しさ…
西陣の名門、河合美術織物。
連綿と続く西陣の織技を駆使して富貴に織りあげた…
まさに一生ものの、すばらしい袋帯をご紹介いたします。
【お色柄】
ひと目でおわかりいただけるかと存じます。
ずっしりとした重厚な重み、
そして緻密にして丁寧な織りあがり。
なかなかお目にかかれない逸品ものです。
なめらかな絹艶を一面に走られる帯地。
意匠には、箔糸によるヱ霞に、
花輪の文様をあらわしました。
落ち着いた和の彩り豊かに
典雅な古典美の世界を繰り広げております。
ふっくりとした、ぬき糸使いは実に富貴に。
多彩を用いつつも絶妙に調和しております。
また上品な金糸使いが全体をよりいっそう華やかに演出いたします。
おきものをご存知ない方でも、ひと目で「よきもの」とおわかりいただけます。
悠久の美を感じさせる高雅な表情。
さすが河合美術ならではの贅沢な織り上がりです。
和の装いは、帯次第と言われます。
このような創作品をお締めいただけば、
本当に、すばらしい装いとなることでしょう。
西陣の名門の逸品をぜひ…
どうぞ末永く、存分にご堪能くださいませ。
【商品の状態】
仕立て上がりの中古品です。
着用シワがほとんど残っておりません。
若干糸浮きが感じられますが、
その他特に気になる難や汚れなどがございません。
【 河合美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.47
1908年(明治41年)創業
西陣の老舗機屋。
唐織を得意とし、古典を学びそれを現在の感性で
育み、美術織物と呼ばれるにふさわしい芸術性を
兼備した帯を製織している。
下鴨河合神社の社家の一族である
初代河合政次郎が唐織の製織を開始。
1929年二代目河合太三が家業に従事。
初代と力を合わせて家業の発展に尽力。
第二次世界大戦中や戦後の統制経済下に
あっても通産省の手工業技術保持者の指定を受け
西陣織技術保存に多大に貢献する。
1978年に三代目河合大介が社長就任。
後、政次郎、太三両名で唐織の集大成とも
いうべき能装束の復元に全力を注ぎ、
1984年には能楽金剛流二十五世宗家・金剛巌師の
指導、監修のもと、徳川中期の能装束名品十領の
復元を完成。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.32m
河合美術織物謹製
◇六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 結婚式、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お付き添いなど
◆あわせる着物 黒留袖、色留袖、訪問着、付下げ、紋付色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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