商品番号:1526358
(税込)
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【 仕入れ担当 戸高より 】
風格に満ちたこの風情、この織りくち…。
山代織物【 山代善三 】氏作の
高級手織り袋帯をご紹介いたします。
どこにでも並んでいるようなお品ではございません。
ひと目で良きものと分かる織り上がり。
本物をご存知の方にこそおすすめしたい作品です。
お着物通の方にはご存知の洛風林。
その製織を行う洛風林同人には錚々たる名が連なり氏もその中のお一人。
同じく洛風林同人に所属する人間国宝【 故・北村武資 】氏とも
親交の深い知る人ぞ知る名機屋でございます。
手の込んだ工藝品のようなこの表情、
ただただ素晴らしいの一言に尽きます。
貴重な逸品を、どうぞお見逃しないようご覧下さいませ。
【 お色柄 】
しっとりと織り上げられた帯地。
手に取った瞬間、その軽さ、しなやかさに驚かれることでしょう。
箔糸を織り込んだ、味わい深い海松茶色を基調に
光沢をおさえた箔糸をあわせ、七宝文様が織り出されております。
地色から優しく浮かび上がるような独特の趣味性溢れる意匠。
奥深い輝きの金箔が帯地に絶妙に調和しております。
統一された色彩、無地場への「間」の配慮…
他ではめったとおみかけしない個性あるその表情。
研ぎ澄まされた印象を受けるシンプルな構成美は、
訪問着から色無地、付下げなどとのコーディネートにて、
風雅なムードある表情をお楽しみください。
何よりもまず、このしなやかさを。
そして次に、この独特の意匠センスを。
『織りひと筋に頑固一徹』、
西陣匠のこだわりの世界を、どうぞ存分に堪能くださいませ。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.764 山代織物謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:袋縫い
柄付け:六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、お付き添い、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会など
◆合わせるお着物 訪問着、付下げ、色無地、格高い小紋など
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