商品番号:1525886
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
独特の意匠センス、独特の彩り…
そして、独特の織り味。
西陣名門、白綾苑大庭より特選袋帯をご紹介いたします。
本物ひと筋にその技を磨き、
大庭独自の撚糸法で製糸した糸で製織した帯は、軽くて締めやすい上に、
丈夫で長くご愛用いただけると信頼の高い定評がございます。
糸操から整経、綜絖、製織ひとつひとつの工程に対する情熱の結晶を…
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
打ち込みしっかりとしたオフホワイトの帯地。
その帯地いっぱいに、大庭ならではの色彩センスで、
唐草や花鳥を込めた段模様に窓枠を表現いたしました。
これぞ大庭ならではのハイセンス。
そのデザイン性にもご注目いただきたく思います。
眼前に迫って感じられる、それでいて決して悪目立ちしない色彩の妙は流石…
豊かに、生き生きとその生命力を感じさせてくれます。
ハイセンスに品格を添えて…
歴史に裏打ちされた、確かな感性を。
その織りの魅力を存分にご堪能くださいませ。
【 白綾苑大庭について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.840
1951年(昭和26年)創業
創業者:初代・大庭清三郎(大庭機業店)
大庭独自の撚糸法で製糸した諸糸、葛籠糸を使用、
見る人の目を引く大胆な図案や配色が特徴的。
表地、裏地共に同じ地合で同じ職人が
同じ機で製織している。
タレ先、または裏地に鳳凰印(鳥マーク)が
織りだされている。鳳凰印は創業当初から使用している
商標登録で、初代・清三郎が目指した華麗で
雅な織物を鳳凰に見立て作成された。
【 沿 革 】
戦前初代・大庭清三郎が他同人と共に織物製造
同人「白綾苑」を発足。
1951年 前身「大庭機業店」を創業
1972年 株式会社に法人化「白綾苑大庭」へ名称変更
1980年 織物研究室「テキスタイルハウス・オオバ」設立
2015年 大庭健嗣 代表取締役社長就任
2017年 大庭健嗣伝統工芸士認定
経済産業大臣指定伝統的工芸品
西陣織製織部門
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No840 白綾苑大庭謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、芸術鑑賞、音楽鑑賞、観劇、お食事、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋、御召など
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