商品番号:1525336
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
今年もやってまいりました!
年に一度の大蔵ざらえ!
一年間の感謝の気持ちを込めて…
年間約3万点のリユース品と向きあうバイヤー田渕による、
着物+帯のお値打ちコーデをご用意致しました。
数ある中から状態、寸法、お色柄、
そして価格にとことん拘りました!
今回ご用意したセットは
織物好きの方なら誰もが恋い焦がれ、
一度は袖を通したいと願う、郡上紬と
名匠『藤山千春』氏による“経緯柄”手織り九寸名古屋帯でございます。
この親和性、ご存知の方もいらっしゃるかと存じます。
お着物、帯は単品での販売も行っておりますので
下記の商品番号で検索、またはお問い合わせ頂けますと幸いでございます。
短期間限定のこの機会を、
どうぞお見逃しなく!
【 お色柄 】
≪着物≫
商品番号:1524384
通常価格:249.800円税込
風土の持つ素朴さ溢れる…
ご覧いただけますでしょうか…
郡上紬の魅力は、草木染による素朴な色合いと光沢。
ふっくらとした織に『どぼんこ染』に極上の風情。
自然味感じる丁字色に銀煤竹色を基調とした地には
格子のデザインが織りだされております。
郡上紬にしかない、郡上ならではの真骨頂。
ぬくもりと、どこか懐かしい風情を感じさせる、
かざらない、さりげない意匠表現。
そして、着れば着るほど身体になじむ着心地。
生活から生まれた素朴な紬本来の姿が、その色彩と地風に感じられます。
≪帯≫
商品番号:1500812
通常価格:498.000円税込
しなやかでハリを感じさせる帯地は上品な絹の光沢を放つ白色。
味わいを醸し出す美しい地です。
その地に、経緯の畦で織りなされた吉野格子の意匠。
茶鼠色の濃淡の彩りが風情ある表情を放ちます。
やわらかな紫と茶の横縞がゆるーく伸びていくさまがなんとも愛らしく。
おだやかな暈しも織りにて表現されております。
草木染にて柔らかなお色味が表現されており、ほんとうに優しい表情をしています。
お目に留まりましたら、どうぞお見逃しなくお願いいたします。
【 商品の状態 】
≪着物≫
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
仕付け糸もついたままの美品でお手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
≪帯≫
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 吉野間道について 】
『吉野間道』は、寛永三名妓とうたわれた吉野太夫に、
京都の豪商灰屋紹益が送ったと言われる織物。
なるほど、愛情を感じずにはいられない、その風情。
浮き織を太縞細縞に打ち込み、独特な風合いを持ちます。
かの名茶人・松平不昧もこれを好み、
自らその写しを中国に注文したと伝えられております。
【 藤山千春について 】
染織作家
品川区伝統工芸保存会会員
母方の親戚が八丈島で機織りの仕事をしており、
幼少の頃より織物は身近な存在であった。
18歳で東京の女子美術大学工芸科に進学。
主席で卒業後、後に女子美術大学学長を務める
染織家・柳悦孝(やなぎよしたか)の元に2年間師事。
柳悦孝の元で染織技法やデザイン案についての
ノウハウを学び、独立。
柳の元で吉野間道に出会い、独自の感性を磨き
芸術性の高い吉野間道を創作している。
自宅の庭で育てた草木や八丈の親戚に送ってもらう
島の植物を用いた草木由来の染料で表現する絶妙な
グラデーションと今までの着物にない鮮やかな
色の組み合わせが作品の特徴。
【 経歴 】
1944年 東京都品川区生まれ
幼少の頃より母方の実家の八丈島で織物に触れて育つ
1968年 女子美術大学付属高校卒業
1971年 女子美術大学工芸科卒業
1975年 柳 悦孝先生(後の女子美術大学学長)に師事
1978年 品川区大井町(現在の作業場)で染織業を始める
国画展、日本伝統工芸展に出展
【 郡上紬について 】
岐阜県の山間に位置する郡上八幡で制作されて来た
草木染め手織紬。
経糸には、節糸の玉繭を、緯糸には質の良い
春繭からとれる本真綿の手紡ぎ糸を用い、
植物染料で染め上げ製織される。
植物染料は郡上に自生する茜、苅安、阿仙、藍などを
用い、宗廣力三が編み出した「どぼんこ染」という
染色方法で温かみのある色合いの、堅牢な糸となる。
古くからあった名称ではなく、第二次世界大戦後
つけられた比較的新しいもので、「地織り」と呼ばれる
屑繭をためて紡ぎ、手機で織る自家用の紬が養蚕を
通じ農家の自家生産として製織されていたが明治以降
衰退、戦後になって工芸家の宗廣力三(1914年~89年)が
再興、1952年に設立した郡上郷土芸術研究所(1958年から
郡上工芸研究所に改称)で今に至るまで製作されている。
なお、宗廣力三は、「どぼんこ染」、「初音絣(はつねがすり)」、
「紬縞織」、「絣織」が高い評価を受け、1982年に紬縞織、
絣織で国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。
【着物】
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛の色:伽羅色
※衿裏は引き紐の付いたお仕立てです。
【帯】
絹100%
長さ約3.6m
お太鼓柄
身丈(背より) | 162cm (適応身長167cm~157cm) (4尺2寸8分) |
---|---|
裄丈 | 69cm(1尺8寸2分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 25cm(6寸6分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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