商品番号:1520033
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
眺めているだけでもあたたかさを感じるような…
心のこもった優しさを感じさせてくれる御品。
国画会会員、型絵染作家・岡本紘子氏の作品を仕入れて参りました。
岡本紘子氏は、あの型絵染の人間国宝、芹沢圭介氏に師事されたお方。
20代頃より国画会に出品され、毎年のように入選されております。
本品は2012年に国展出展された『 空に奏でる 』の一部意匠を用いた作品。
問屋さんにて、大事に大事に置かれておりました一品をどうにかとのお願いさせて頂きまして、
なんとかご紹介の叶った一品でございます。
【 お色柄 】
白生地には、随所に節の味わいある紬地を用いております。
お色は黄蘗色を基調に、
程よいハリのある地風が大変締めやすい仕上がりです。
お柄には梅や楓でしょうか…
どこか懐かしく、童話のように愛らしいデザイン。
型絵の名の通り…
彫り上げた型にのせられた色は
生地に重なり合い、降り積もるかのように…
写実性ではなく、感性の世界。
やさしく、懐かしい記憶を呼び起こす…
そんなデザイン、色調。
優しい情景が、岡本紘子氏の感性により生まれ、
大人の女性の上質カジュアル、そして通好みな趣味性が溢れだすようです。
どれをとっても同じ仕上がりはなく、
型絵染ならではの色彩の自由な暈しがふんわりと彩る作品です。
生地の風合い、デザインセンス、色彩センス…自信を持ってお届けいたします。
どうぞお見逃しなさいませんよう。
【 岡本紘子氏について 】
岡本紘子氏はご存知人間国宝、芹沢けい介氏に師事、
岡本隆志氏とご夫婦で創作活動をされております。
1942年 東京生まれ
1962年 女子美術短期大学生活美術科卒業
芹沢けい介に師事
1969年 岡本隆志氏と結婚
1985年 国画会会員に推挙
【 型絵について 】
「型絵染(かたえぞめ)」―
といえば、染色工芸家、芹澤銈介氏が、
1956年に人間国宝に認定された際、室町時代末期から続く
日本の伝統的な染色技法のひとつである「型染(かたぞめ)」と
区別するためにあらたに生まれた言葉。
「型染」の仕事、技法は、個性的な下絵に始まり、
絵模様が創案され型彫り、染色にいたる工程の
ほとんどを一人でこなす性質のもの。
その工程を一層発展させ、詣力や色彩感覚を重視した
絵画的表現を追及する創作的染技法が『 型絵染 』でございます。
【 国画会について 】
京都在住の日本画家、入江波光、小野竹喬、榊原紫峰、
土田麦僊、野長瀬晩花、村上華岳によって、
『西洋美術と東洋美術の融合と、新しい日本画の創造』を目指し、
大正7年(1918年)に「国画創作協会」として結成された美術家の団体。
戦後、絵画・版画・彫刻・工芸・写真の5部それぞれに
日本を代表する作家を多数輩出し続けております。
特に工芸部は後世に名を残す、柳宗悦(やなぎ むねよし)、
芹澤ケイ介、柳悦孝(やなぎ よしたか)、柳悦愽(よしひろ)
などの染織作家が所属しておりました。
現在の国画会の工芸部は生活の中で使用するものを
主に創作する作家が所属しており、基本一人の作家が
デザインから素材、染、織と一貫して行います。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
こちらの帯は長尺ですので、仕立て上がりの長さを4.1mまでご指定いただけます。
※ご指定のない場合は弊社標準の約3.6m前後で仕立て上がります。
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、行楽など
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、織の着物など
長尺の帯ですので、長さをご指定下さい。
※ご指定のない場合は標準の長さで仕立て上がります。
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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