商品番号:1523382
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
ご要望にお応えして、見つけて参りました…
「経錦」と「羅」の二つにおいて
重要無形文化財保持者人間国宝の認定をうけている
北村武資氏の羅織の帯、『上品羅(じょうぼんら)』。
元々織りあげが大変少ない作品…
先生がお亡くなりになった今、ますますその希少性は高まることでしょう。
そうそう出逢えるものではなく、次のご紹介はお約束できません。
至高の夏帯…
お探しの方はどうぞこの機会をお見逃しなくお願いいたします。
【 お色柄 】
サラリと夏姿に涼やかさを添える、清雅な糸使いで綾なされた模様。
白と黒で綾なされた有職の文様美。
菱の意匠が美しく織り成された存在感あふれる面持ち。
ここまで上品な美しい羅織物には、なかなか出会うことができないかと存じます。
本当にお手にとって、触れてただけないのが残念ですが、通常の羅に比べ、
地厚ながらも非常に軽く、シャリ感のある仕上がりとなっています。
シンプルながらその意匠美、機能美、そして組織美を追求した、
人間国宝が奏でる作品を特別仕入れ価格にて。
末永くご愛顧いただける方にお届けさせていただければと願っております。
母娘受け継ぐ美術品としてお求めいただければ幸いでございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
【 北村武資(重要無形文化財保持者)について 】
【 生年・認定年 】
1935年(昭和10年)8月18日生。
1995年(平成7年)重要無形文化財保持者「羅」保持者に認定
2000年(平成12年)重要無形文化財保持者「経錦」保持者に認定
2022年(令和4年)3月31日没 享年86歳
早くに父を亡くし、15歳から西陣の機屋に働きに出て、
そこで基本となる技術を習得、1959年には
初代・龍村平蔵の織の世界を継承する
龍村美術織物に入社。
1960年に京都市北区紫野に小さな機場を借りて
独立後は『織とはなにか』を研究、高度な製織技術を
精力的に探求し、裂の復元や再現、織の技術の発展に
尽力している。
【 略歴 】
1951年 京都西陣で織物業に従事
1962年 法衣金襴制作技術者として独立
1965年 第12回日本伝統工芸展入選
1968年 第15回日本伝統工芸展 NHK会長賞受賞・日本工芸会正会員
1971年 京都国立近代美術館「染織の新世代展」
1983年 「亀甲花葉文経錦」文化庁買上
1987年 「忍冬花文羅」京都府立総合資料館買上
1990年 京都府指定無形文化財保持者「羅」「経錦」認定
MOA美術館岡田茂吉賞工芸部門大賞受賞・日本工芸会理事
1994年 第41回日本伝統工芸展 日本工芸会保持者賞受賞
1995年 重要無形文化財保持者「羅」認定
日本伝統工芸展等の鑑・審査員を歴任[2]
1996年 紫綬褒章受章
2000年 重要無形文化財保持者「経錦」認定
2005年 旭日中綬章受章
2022年 3月31日没 享年86歳
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
こちらの帯は長尺ですので、仕立て上がりの長さを4mまでご指定いただけます。
※ご指定のない場合は弊社標準の約3.6m前後で仕立て上がります。
全通柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お茶席、お出かけ、行楽、カジュアルパーティーなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、織の着物など
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