【夏物】 薩摩上布【宮古麻織】 特選本麻手織着物 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「白地菱取」着心地心良き上布 身丈148.1 裄62.1

商品番号:1525218

¥49,500

(税込)

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【 仕入れ担当 竹中より 】

「薩摩上布」として仕入れました
薩摩上布は 宮古上布と八重山上布の
一昔前の総称ですが 本品は前者
宮古上布の中の
【 宮古麻織 】によるお着物と思われます

宮古上布は経緯が手績みの苧麻糸ですが、
宮古麻織は経緯に苧麻のラミー糸を使用したもの。

こういったお品はお年に関係なくお使いいただけますし、
帯あわせで様々な着姿をお楽しみいただけますので末長く
お使い頂けることでしょう。



【 商品の状態 】

中古品として仕入れてまいりました
衿二つ折り箇所に淡い変色
右前袖に画像のような汚れがございます

お値打にお届けいたしますので
お目に留まりましたらぜひご検討ください


※矢印の巾は1cmです


【 お色柄 】
さらり、ハリを感じさせる、麻独特の質感
まろやかな白に薄墨の経緯絣で連続的に
菱取の幾何紋が織り出されました

夏の装いに一格上のおしゃれの贅を!
ぜひこの機会をお見逃しなく!




*****************************************
宮古麻織について
*****************************************
宮古島織物事業協同組合が、
宮古島の麻織物として認定している手織麻織物。

原材料は工業生産品の麻糸(ラミー)で
科学染料で先染めされている糸が用いられる。
縞模様が主だったお柄で絣模様を入れる場合が多い。

宮古上布と同じ高機の投げ杼で織られ、
宮古上布同様に砧打ちがなされておる。

染料は科学染料と天然染料を併用し、
絣の部分は琉球藍やインド藍などが多い。


【 宮古上布について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
文部科学大臣指定重要無形文化財(1978年4月26日指定)
2003年には宮古上布の原料となる苧麻糸の製造技術である
「苧麻糸手績み」が国の選定保存技術に選定された。

沖縄県宮古島市の宮古島で生産される、イラクサ科の
多年草である苧麻(ちょま:標準和名はカラムシ)の
茎の表皮の繊維から作った糸を主原料とする麻織物。
手績みの苧麻糸を経緯に用い、高機で製織される。

風当たりのない陽当たりの良い場所に植え、
有機肥料のみを与えて育てた苧麻を茎の根元からから刈り、
表皮を剥いで表皮の裏側にアワビの貝殻(ミミ貝)を
当ててしごいて繊維のみを採取。
採取した苧麻の繊維(生ブー)を指や爪で細く裂き、
結び目をつくらずに指先で撚りつなぐ手績みによって
経緯の糸を得る。
経糸は2本撚り、緯糸は1本撚りでそれぞれ専門化されており、
撚りつないだ糸は10算(ヨミ)くらいになると(長さにして
6000m)糸車で撚りかけをして仕上げる。
着尺1反分に必要となる糸は50算で、経、緯それぞれ
専門の績み手が1人で績むと半年を要する。

「東の越後、西の宮古」と呼ばれ、日本を代表する
上布である。

宮古上布の発祥は苧麻の原料に染色を施し、長さ11.4m、
幅40cm、19ヨミの綾錆布と呼ばれる細目布で大名縞の
紺細上布であった。
後に、この麻織物と同じ技術で織り上げた織物を
宮古上布と呼び、以後二十数年間琉球王府へ献上された。

大正時代には高機等の大島紬の技術も導入され、
この時代に宮古上布は歴代で最高の技術を誇る。
その生産が第二次世界大戦により一時中断されたものの、
1948年には再開。戦後の生産量は1952年の2064反をピークに
減少を続け、2002年には10反にまで落ちこんだが、2006年には
約20反まで回復した。
現在の宮古上布は年間生産反数約20反で組合員は92名(H21年9月時点)
2000年に宮古織物事業協同組合が新規格を設け、これまでの
十字絣紺上布だけでなく草木染や太い苧麻糸を使った帯地なども
宮古上布に加え、組合において検査を実施し検査証の添付を行っている。

竹中 浩一

バイヤー
竹中 浩一

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090-4761-5225

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

- 素材

表:経糸・苧麻100% 緯糸・手紡苧麻100%

※背伏せ付き 居敷あてなし

- サイズ

身丈(背より)148.1cm (適応身長153.1cm~143.1cm)
(3尺9寸1分)
裄丈62.1cm(1尺6寸4分)
袖巾32.2cm(0尺8寸5分)
袖丈49.2cm(1尺3寸0分)
前巾22.8cm(6寸0分)
後巾29.5cm(7寸8分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈64.7cm(1尺7寸1分) 袖巾32.9cm(8寸7分) 
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など

◆あわせる帯 夏の洒落袋帯、カジュアル向きのデザインの夏の名古屋帯、上布、自然布の帯 など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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