商品番号:1525187
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
劣らぬ美しいそのムード…
匠の技を受け継いできた西陣織元の一条は
息を呑む美しさを放ちます。
安永5年(1776年)の創業から、230年以上の匠の技を受け継いできた西陣織元
知る人ぞ知る名機屋『澤屋重兵衛』さんの作品をご紹介致します。
流通少ないお品を、お仕立て上がりにて掘り出して参りました。
ご存知の方は本当にお値打ちに感じて頂けるでしょう。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
見た目の重厚感とは裏腹に…ごくしなやかな手触りの帯地。
こっくりとした墨色の地には金色を基調とした引箔にて
名物裂のお柄を込めた市松文様を織りなしました。
時に陰となり、時にふわりと光を放って、
帯地だけでもって、幽玄でいて奥深い表情を放ってございます。
シンプルでありながら確かな存在感…
大人女性としての確かな佇まい、そして他に差を付けるお洒落さを、
存分にご堪能いただけることでしょう。
この機会にぜひご検討下さいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 澤屋重兵衛について 】
安永5年(1776年)創業、240年以上にわたり織物業を継承する名門。
西陣の証紙番号は68で、西陣でも最も古い機屋のひとつである。
澤屋の原点の帯、古代錦を中心に着物をトータルで提案する
『重兵衛コレクション』を1990年に立ち上げる。
独創的な「きもの」の世界を展開し日本各地で魅力ある個展を開催、
岩笛や琵琶奏者、民族音楽家、華道家などとコラボレートするなど
他のジャンルの芸術家とのジョイントも多く、
「伝統の中に、いままでにない新しい作風と作品の表現方法がある」と高く評価されている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約4.3m
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
※パールトーン加工済み
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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