商品番号:1524975
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
残念ながらすでに廃業されましたが、
西陣の名門として名を連ねておいででした『浅野織屋』
匠の技術とセンスが光る特選袋帯のご紹介です。
名門『浅野織屋』
ご存知、織楽浅野の現当主 浅野裕尚氏のお父様である、
浅野宏氏の設立した機屋三でございます。
元々はかなり高額で取引されておりましたが、
今回は帯問屋さんの長期在庫品を現品限り、本当にお値打ちに仕入れる事ができました。
織楽浅野のまさに原点とも言うべき絶品のお品をまずはじっくりとご覧くださいませ。
【 お色柄 】
打ち込みは、しっかりと。
それでいてなお、お締めになる方の負担にならない、あくまでも軽い仕上がり。
こっくりとした紫鳶色を基調として
意匠にはふっくらとした緯糸を用いて花菱文様をあらわしました。
浅野織屋ならではのセンス、箔糸の美しい光沢に心奪われて…
しなやかに艶あるシルクのほのかな光沢に、
やわらかななかにもコシある、織りの地風の絶妙な具合。
色留袖、訪問着から付下げ、色無地などにあわせて、
趣味高い中にも品の良さが感じられる帯姿をお楽しみください。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.3m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合 証紙No152 浅野織屋謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地
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