商品番号:1509066
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
唯一無二の魅力を放つ2つの名門…
西陣界隈では伝説の図案家と呼ばれる、
徳田義三氏の図案を染織の名門、しょうざんが織り上げた
絶品袋帯をご紹介いたします。
ハイセンスなお品が驚きの価格にて…
お目に留まりましたらどうぞお見逃しのないようご覧くださいませ。
【 お色柄 】
見た目とは裏腹なさらりとした銀箔糸を基調とした地。
意匠にははっきりと大きな花鳥が織り表されました。
そっと煌めく箔は絶妙に調和し、その色彩を一織、一織移ろわせてゆきます。
飽きのこない意匠美に圧巻です。
ぜひお手元にてご堪能いただきたく思います。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 徳田義三について 】
大正末期に図案家・高橋白壱扇氏に師事し、
独立後に糸染めの技術や織り組織の研究を重ねながら西陣の織屋をわたり歩いて、
数多くの図案や織り組織の指示書を残された、稀代の図案家でございます。
それまでは『古典模様の踏襲・模倣』といった枠に囚われがちであった西陣織の世界に、
独自の美意識に基づいた多くの秀作を送り出した伝説の人物で、
現在でもお着物通の方ならばご存知の名門の機屋、丹波屋、帯屋捨松、
しょうざんといった織屋をはじめ、西陣や室町にその図案が残されております。
1906年 京都西陣に生まれる
1924年 京都美工(京都芸術大学)に在学中、図案家・高橋白扇氏に師事し、図案を学ぶ
1927年 独立後、小紋着尺、型友禅の図案を手掛ける
1935年 織物の図案に着手
1941年 西陣織の図案に取り組む傍ら、東京日本橋の呉服店からの友禅の色差し、仕上げを担当
1946年 京都府生活協同組合連合会を結成し、故・蜷川虎蔵氏を会長とし、そのもとで組織部長を務める
1951年 図案家として活動する傍ら西陣織屋の顧問として指導する
1955年 正倉院文様に魅せられ、纐纈の研究を始める
1979年 染の古典、纐纈の復元に成功
1980年 しょうざんの帯部門の顧問として指導
【 しょうざんについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2401
京都の着物メーカー。(漢字表記は松山)
西陣の糸屋の三男に生まれの戦後の立志伝中の人物で、
しょうざんのウール着物を大ヒットさせた松山政雄が
創業者。
戦後いち早くシルクウール着物やウールお召を開発。
1970年代以降は後のしょうざんの看板商品となる
「しょうざん生紬」を開発。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.4m
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、お食事会、芸術鑑賞など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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