商品番号:1522149
【 仕入れ担当 戸高より 】
西陣の帯問屋さんから、いいもん屋さんと呼ばれる【 梅垣織物 】。
老舗の中でも、通の方から絶大的な支持を受ける、
「本物」を創作し続けておられる機屋さんでございます。
その【 梅垣織物 】より。
悠久不変の古典美かほる西陣フォーマル帯をご紹介いたします。
なかなかご紹介する機会のない極上ものでございます。
梅垣織物独自の織技術による、光の変化で箔の色味が変化するという
人気の「有綵無彩」シリーズのひと品。
品質、お色柄。いずれも文句なし。
人気も高くお問い合わせも度々いただくお品でございます。
しばしば出回っているようなものとは、帯自身から醸し出される風格が異なります。
このクラスのお品は、めったに仕入れの叶う商品ではございません。
決してどなたにでもオススメできるような価格のものではございませんが、
一般市場価格よりはぐっとお値打ちにてご紹介でございます。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく。
【 お色柄 】
銘[ 押箔市松文 ]
美しい構図、しなやかな締め心地のよさ。
さりげないのに、ここまでの洗練された仕上がり。
たっぷりと光をはらみながらも決して華美に走らない
優美な表情をお楽しみいただきたく思います。
凛と清らかな白銀の箔地に、おおらかにあらわされた銀糸の濃淡の市松格子。
あふれんばかりの、気品。
仰々しすぎず、現代のおきものシーンにもなじみやすく…。
洋装の方の多いお席にも古典をさらりと着こなしていただけることでしょう。
色合い、意匠デザイン、織りの技、醸し出される独特の雰囲気。
どれをとっても非の打ちどころのない作品です。
【 有綵無彩について 】
色の三属性のうち、「色」を使わず「明度」だけを追求されたもの。
金・銀という無彩色を「同口引き揃え」という
西陣織の技術を応用することにより、
極細金糸と箔との複合組織が、
見る角度によって変化する箔の輝きを生み出しております。
【 梅垣織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.442
1961年(昭和35年)創業
西陣の帯問屋からも「ええもん屋」と言われる
西陣織の名門機屋。
絵画、陶芸、漆芸といった古今の優れた
美術工芸品を織で表現することにこだわり、
糸の動きを計算しつくすことで上質かつ
洗練された帯を製作している。
現代の着物文化に沿う先進的な創作にも意欲的で、
その作品はプロのみならず、多くのきものファンから
多大なる評価を得ている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹80%・指定外繊維(和紙・紙)・綿・レーヨン・アクリル・ポリエステル20%
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:綿芯「松」
柄付け:六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティー、
ご挨拶、ご入卒・七五三のお付き添い、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
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