商品番号:1522029
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
美しき西陣の誇る傑作品を数々製作する、名門【 龍村美術織物 】。
本物を愛すお方に、自信を持ってお勧めいたします。
“たつむら”といえば、煌びやかな意匠をイメージされる方も多くおられることでしょう。
そんな中、龍村美術ならではの意匠構成が魅力的な
紬地の洒落袋帯を入荷いたしました!
洒落用は制作数が極端に少ないため、お値打ちに出会えることはそうそうございません!
異国のムードただよう絶品の“たつむら”、
お洒落通の方はどうぞお見逃しなく!
【 お色柄 】
本品は龍村らしい異国の裂をモチーフにしたお品。
『 甲比丹應龍 』と題された紬袋帯でございます。
さらりと薄手に織り上げられた黄朽葉色地に、
落ち着いた彩りの糸を用い、向かい合う龍をモチーフにした
装飾的なお柄が織り描き出されております。
たつむらならではの色彩。
和洋を問わず、古の裂、レリーフ、文学など、多岐多様な分野から
インスピレーションを受け、生み出されたそのデザイン。
それを一条の帯に表現するために、緻密に計算された
配色の妙と、織の確かさ。
名門の名に恥じない一目でわかる「龍村」の織美への感性。
お手元で末永くご愛用いただけましたら幸いでございます!
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りました。
うっすらと締め跡があるのと、
お太鼓柄部分に画像のような横段の織り難がございます。
(画像の矢印の幅は1cmです。)
【 龍村美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.644
1894(明治27)年創業
初代龍村平蔵氏より連綿と受け継がれた、「独創」
「復元」「美的感覚」の三要素を帯づくりの
基本精神に据え、古代織物の研究と復元を基盤に
美術織物という新しい分野を確立した。
帯に始まり、小物やタペストリー、緞帳など
その製織品は多岐にわたる。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
本袋帯
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、お出かけ、お食事会、芸術鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 洒落訪問着・付下げ、色無地、小紋、織り着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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