商品番号:1522046
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
幽玄な煌めき放つ一条…
染めと織の先駆的クリエーター「じゅらく」より
特選の一条をご紹介致します。
すっきりとした表情に浮かぶ世界で最も高貴な色を
差し色にした贅沢な意匠。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
キュっ結び心地の良さを存分に感じさせてくれつつ
肌触りはしっとりと柔らかい風合い…
お柄を引き立てる帯地は透明感のある藍白色でまとめられております。
その地に箔糸を駆使して菱の枠取りを表現し雅やかな輝きを放つ、
綺羅びやかな菱紋の意匠を込めました。
そしてなんといっても「帝王紫」という特殊な貝から僅かにしか採れない
稀少価値のあるお色…
クレオパトラが愛した色としても有名で「世界で最も高貴な色」として
様々な逸話のある貴重な美を糸に託しました。
女性らしさと都会的な洗練。
対照的とも思われるこの二つの要素が見事に放たれたひと品。
訪問着や色無地、付下げなどとのコーディネートで、
フォーマルなお席から、パーティーなどの華やかな場面にも…
他とは違う大人の女性の和姿を、存分にお楽しみくださいませ。
【 じゅらくについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.329
※(現・川島織物セルコン 身装・美術工芸営業本部
じゅらく営業部)
豊臣秀吉ゆかりの聚楽第にちなんだ
五三の桐をモチーフに繭玉に見立てたロゴを使用。
じゅらくは帝王紫や黄金繭など素材や染料を開発し、
着物の概念を破る斬新な帯を作り続けてきた
西陣のトップメーカー。
御所人形(別名:伊豆蔵人形)を商いとしていた
伊豆蔵屋を祖とした伊豆蔵福治郎が、1930年(昭和5)に
はじめた織物業『伊豆蔵福機業店』に端を発する。
1964年に「じゅらく」に名を改めた。
現在、川島織物セルコンの子会社として運営しており、
完全受注正産制を取っている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.329 じゅらく謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、芸術鑑賞、音楽鑑賞、観劇、お食事、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、格の高い小紋など
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