商品番号:1521695
(税込)
抜群の意匠力。
典雅でありながらも感じる、吸い込まれるような透明感。
西陣の織りどころ、「大松機業店」のお品物でございます。
残念ながら、現在は機をたたまれておりますので、
このような素晴らしい作品が、新しく生み出されることはございません。
お目にとまりましたら、どうぞお早めにお求めくださいませ。
まさに逸品クラスのおひとつ。
古典柄の上等なお着物に合わせて、
この品格あふるる風情を、
どうぞお手元でご堪能いただきたく存じます。
澄み渡るような面持ち…
程よくシャリっとした手触りに、
唐織の重厚感とは相対するような軽やかさ。
華美になることのない、こういった表情のお品は、
ありそうでめったと巡り合うことができません。
お着物をご存知ない方がご覧になられましても必ずや嘆息を誘う、
贅沢な一本をご覧いただきたく思います。
【雲上花の宴】と題されましたお一品
帯地は贅沢にも二十四金箔を使用した豪華で華やかな金の箔地、
ふわりと優しく、お柄を包み込むかのよう。
共色にて織り出された小葵のの地紋と
吉祥ムードあふるる菊の文が装飾性豊かに込められてございます。
正統派の古典文様は美しい絹艶をまとって、
美しく、ふっくらとなんとも冨貴に。
溶け込むような色彩センスも相まって、あふるる透明感を感じさせます。
差し色に使われました、ほのかな臙脂と深緑のお色味が、
帯地全体により一層の深い奥行きを作り出し、
帯姿に、最高の気品ある佇まいを演出いたします。
愛され続けてきた伝統文様。
古典の美匠には「本物」の美が備わっております。
この先ずっと変わることない永遠の華やぎを演出しつつ…
母から娘へと受け継がれるのにふさわしい質の高さも必見です。
黒留、色留袖から訪問着、付下げ、色無地に。
フォーマルシーンの帯として、大人の女性の極上の品格を。
お色使い、意匠、織技、雰囲気…
どれをとっても非の打ちどころのない傑作品でございます。
計算され尽した構図と彩りの上品な調和は、
気品を極めた贅沢な装いに、必ずやご満足いただけることと存じます。
どのような場にも自信をもってお召しくださいませ。
一生ものの一本として…
こだわりあふれる帯姿を、どうぞ存分にご堪能くださいませ。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維のぞく) 長さ4.35m(お仕立て上がり時)
耳の縫製:かがり縫い
おすすめの帯芯:絹芯
証紙 177 大松機業店
柄づけ 六通
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、入卒式、パーティーなど
◆あわせる着物 黒留、色留、訪問着、付下げ、色無地など
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