商品番号:1521464
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
京都 祇園を代表する高級呉服店
【 ぎをん齋藤 】が生み出すこの織、この表情…。
きもの通の方ならば1本は…と熱望されるお品。
「一度締めると、もう他の帯は締められない!」と思わせる、
最高の仕上がりの袋帯を大切にご紹介致します。
高い創作性を感じさせる作品。
色数を抑えた仕上がりは、おきものの地色を選ばずに
お使いいただける事でしょう。
訪問着、色無地、付下げなどと合わせて
趣味のお席やお食事会など、個性を添えて装う場面にお薦めです!
まさに、大人向けの粋なカジュアルを感じて頂ける作品ですので、
おしゃれきものファンの皆様に、自信をもってお勧め致します。
プロの方が見られても、良いお品と一目でわかる本当に素敵な仕上がりです。
どうぞ、この機会をお見逃しなく!
【 お色柄 】
随所に真綿糸によるふっくらとした風合いが浮かぶ帯地。
シックな焦茶色と金とを織り交ぜて、全体に桑茶色のような印象の地色です。
そこへ、金の濃淡や太細を巧みに使い分けて
「和紙トンボ唐草」の紋様を織り成しました。
お手を触れていただければおわかりいただける…
締め心地の良さを決める斜め方向への伸縮性と、驚くほどの軽い仕上がりは
丁寧に創作された手織り帯でしか味わうことのできないもの。
しなやかな生地風からは想像もできないほど、
しっかりとした織くちは何度締められても丈夫で、
何度も確かめていただきたい自信の仕上がりです。
【 ぎをん齋藤 齋藤織物について 】
『ぎをん齋藤』は創業が天保年間、七代目斎藤貞一郎氏が率いる、
百七十年余りの歴史をもつ老舗呉服屋さんです。
伝統に培われた技術と斬新なアイデアの融合。
古典を踏襲しながらも、現代のシーンに調和するお品を、
独自に抱える織り手と染め手に依頼して…
個性豊かな作品をデザインから制作まで、一貫して行っている老舗。
もちろん、ご存知の方も多いことと思います。
そのぎをん齋藤のイメージを形にし生み出してらっしゃるのがこの齋藤織物。
齋藤織物の物づくりの根底には、徹底的に素材にこだわり、
人間の手のぬくもりが感じられる技術が流れています。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% 長さ4.35m(お仕立て上がり時)
齋藤織物謹製
耳の縫製:袋縫い
おすすめ帯芯:綿芯
◇お太鼓柄
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お食事会、お出かけ、パーティー、コンサートなど
◆あわせる着物 お洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、織のお着物
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