商品番号:1521285
(税込)
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【 仕入れ担当 更屋より 】
シンプルに、その中に込められた歴史の西陣技。
西陣みやびよりシックな色合いの九寸名古屋帯をご紹介いたします。
趣深くしなやかで軽やかな風通織。
風通織は二色の経糸・緯糸を用い、
柄行きに合わせて異なる色を交互に表面にだす二重組織で
表裏でお柄が反転し、どちらでもお仕立てしていただけます。
また、西陣ものらしいしっかりとした織り味が魅力、
趣ある彩りに安定感ある意匠が確かな格調高さを感じさせます。
金銀糸は一切用いておりませんので、
静かな佇まいが好まれるお茶席はもちろん、
落ち着いた大人のお洒落心を十分に満たしてくれることでしょう。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
味わいのある蘇芳色の帯地に、全通であらわされた風通織の意匠。
市松に牡丹や菊、七宝を込めて織りなしました。
風雅な心があふれだすように、
しっとりとした表情に仕上がってございます。
全通柄はお柄も出しやすく、重宝いたします。
お年を重ねられましてもずっとご愛用いただけます。
色無地から付下げ、小紋、織りのお着物などとのコーディネートでどうぞ。
いざというときにも重宝するおひとつ。
お手元でご愛用いただけましたら幸いです。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.2138 みやび謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お食事、街歩き、お出かけ、お茶席など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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