商品番号:1518374
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
手織りの名門、都謹製の西陣で製織された手織り袋帯をご紹介いたします。
柔らかく味わいのある風合いから、
独特の意匠美の世界をご堪能頂ければと存じます。
西陣で手織りされる帯は、現在本当にわずかです。
昨今とりわけ、西陣手織協会の「手織之証」を拝見する機会が減りました。
着物ファンの根強い支持を受ける名門「都」が、
その実績と豊かな経験を生かして、見事な一本を織り上げました。
この手織りでしかなしえない風合い…。
画面上ではお伝えできません…ぜひお手にとって頂きたく存じます。
何よりも本品は通常からは考えられないほどのお値打ち価格のお品。
お着物は一通り楽しんだ通の方に新しい出会いとなれば幸いです。
もちろんお着物はじめの方にも、
この軽やかな地風はおすすめでございます。
自信をもっておすすめさせていただきます。
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
しなやかで、実に軽い帯地。
意匠には太箔を織り込み霞模様を織りなして。
他の素材では得られないこの表現力と織りの表情。
織り地は軽やかに、その風格はしっかりと重く、
唯一無二の仕上がりをお楽しみいただきたく思います。
おしゃれ訪問着から小紋、織りのおきものにまで、
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
【 西陣 都(みやこ)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.385
1939年(昭和14年)創業
手がける帯はフォーマル帯はもちろん、
身に着ける人の魅力を際立たせるお洒落もの、
涼やかな夏帯、カジュアルな日常着と幅は広く、
「どんなシーンでも、自分らしい着こなしが
愉しい織物を創り続ける」をモットーに
ものづくりをされている機屋。
1945年にはつづれ織のジャガード化に成功
西陣で初めて紋紙を使用した生地の紋綴八寸を
主力に、絽綴八寸、まりま綴八寸を開発。
1960年(昭和35年)頃より紬袋なごや帯を開発、
西陣の袋なごや帯の老舗として名声得た後、
カジュアルを中心としたものづくりから、錦袋帯等に
比重を置き、唐俑箔や四季彩などの人気ブランド
シリーズを展開した。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ4.4m
耳の縫製:かがり縫い
西陣織工業組合証紙No.385【都】謹製
西陣手織協会の証紙がついております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる着物 お洒落訪問着、お洒落付下げ、色無地、小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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