商品番号:1518105
(税込)
【仕入担当 竹中より】
豊かな風土が育んだ、やわらかな表情。
素朴な風合いが魅力的な、
【 読谷山花織(ゆんたんざはなうい)】の
希少な手織着物をご紹介いたします。
今回ご紹介のお品はその花織の美しさを
存分にお楽しみいただける、表情豊かなお着物です
【商品の状態】
中古品として仕入れてまいりましたが、洗われて保存されていたのでしょう、
仕付け糸もついたままの美品でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
【お色柄】
ふわりとしたぬくもりを感じさせる紬地は、
紬独特のフシ糸の質感豊か。
シックな茶の地に絣と花織を併用し
縞間道に オフホワイトや薄黄 橙などの
色糸にて繊細な花織によるカジマヤーバナを緻密に
織りなしました。
ごくごくシンプルな連続紋の味わい。
琉球の織物や花織ファンにおすすめ!
生涯ずーっとお召しいただけるお色づかい、
飽きのこない、普遍の美しさを感じ取って
いただけることでしょう。
大人の上質カジュアルを存分にご堪能いただきたい織物でございます。
お手元で末永くご愛用いただけましたら幸いでございます!!
【 読谷山花織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
沖縄県指定無形文化財
沖縄県中頭郡読谷村で作られている織物
明治時代の中頃から時代の波に押され一時衰退、
沖縄戦争後は一度絶滅寸前まで追い込まれたが、
1964年に読谷村の情熱ある有志によって約90年ぶりに
復活を遂げた。
織り地に先染めされた糸で、細かな点と
線による幾何学模様が織りだされている。
素材は絹糸もしくは綿糸を用い、染料は琉球藍や
福木(ふくぎ)、蘇芳などが主流。
模様を表すのに花綜絖を用いる「経浮(たてうき)花織」
「緯浮(よこうき)花織」と「手(てぃ)花織」がある。
伝統的な読谷山花織は琉球藍で染められた紺地に
赤や黄、白色などで花模様が織りだされており、
文様のそれぞれに、
『ジンバナ(銭花):お金に困らないように』、
『カジマヤー(風車):長寿の願い』、
『オージバナ(扇花):子孫繁栄の願い』
の意味を持つ、3つの文様を基本とし、それらの文様を
少しずつ崩すことで、多種多様な模様が織り込まれる。
大変手間がかかるため、琉球王朝時代には王族と読谷村の
庶民のみしか着用が許されなかった貴重な織物である。
また、読谷山ミンサーは「グーシ花織」とも呼ばれ、
綿糸を用いた細帯で、模様を表すのに紋棒又は花綜絖を
用いて織りあげられる。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
◆八掛の色 唐茶・無地
身丈(背より) | 167.5cm (適応身長172.5cm~162.5cm) (4尺4寸2分) |
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裄丈 | 70cm(1尺8寸5分) |
袖巾 | 35.2cm(0尺9寸3分) |
袖丈 | 48.5cm(1尺2寸8分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 32.5cm(8寸6分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
袖丈は56㎝(1尺4寸8分)までお出しできます
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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