【 仕入れ担当 中村より 】
魅惑的な染めの表情。
深みある色彩で、派手にならずともハイセンスな存在感を醸す…
【 仁仙 】氏による、結城紬を白生地に使用した幻想的な一枚に
一本一本に心を込めて織り上げられる首里織の帯を合わせました。
かなりお値打ちに仕入れることができましたので是非!
帯は女性ならではの、おだやかなる感性によって、
作家さんが本当に良いと思うその心のままに、
かの地に吹くそよ風のように優しく仕上げられた作品。
職人さんの高齢化や後継者不足により希少になってゆく伝統織物でございます。
滅多にご紹介の機会が少ない作品でございますので、
お目にとまりましたら、是非ご検討下さいませ!
【 お色柄 】
〈【前田仁仙】 特選ぼかし染め紬着尺 結城紬地使用〉
経緯に節感のある結城紬地。
仁仙氏ならでは色彩センスで、青色を基調にして、
ぼかし染めを施しました。
長きにわたる歳月に培われた最高の技術。
その粋をあつめて…絹布の上に華麗に広がる美の世界。
お洒落着物の極みのような…
大人の女性にだけ着こなすことができる、
極上の洒落味を堪能いただきたく思います。
洒落たモダン袋帯などを合わせて思い切り仁仙氏の世界観をお楽しみいただくのも素敵ですし、
すっきりとしたお柄の帯で着物とのメリハリを付けた和姿も素敵です。
どうぞお見逃しなくお願い致します。
〈【本場首里織】<上原初子> 本場琉球首里花織 手花(てぃばな)九寸名古屋帯〉
つるりとした肌触りの絹地。
絹艶美しい帯地は爽やかな淡黄色を基調に
水色を織り込み間道を表して。
お太鼓と前柄に穏やかな色彩で花織模様が織りなされました。
おおらかな印象ながらも、
細部にこだわった本当に繊細な仕上がりでございます。
【 首里織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(1983年4月27日指定)
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
※1998年に重要無形文化財に指定されたが、
2022年3月に保持者・宮平初子の死去により
指定が解除、2023年に改めて再指定された
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。
〈【前田仁仙】 特選ぼかし染め紬着尺 結城紬地使用〉
絹100%
長さ約12.5m 内巾36.5cm(裄丈79cmまで)
白生地には、結城紬地を用いております。
〈【本場首里織】<上原初子> 本場琉球首里花織 手花(てぃばな)九寸名古屋帯〉
絹100% 長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
那覇伝統織物事業協同組合之証がついております。
◇お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛けなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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