【本決算処分市】【石川県指定無形文化財　本場手織り牛首紬】 本手加工友禅牛首紬 ≪御仕立て上がり・新古品≫ 「小紋寄雪輪」 素材と染を堪能して… 目利きでお値打ち！ 身丈158　裄62

【　仕入れ担当　中村より　】
日本の伝統美を次世代に伝える…
味わいと気品あふれる作品。

三大紬の一つである牛首に繊細な染めを施した逸品。
使い勝手の良いお色でお柄もセンス溢れる一枚かと存じます。
全国の染織ファンに自信を持ってお届け致します。
期間限定でのご紹介となりますのでどうぞお見逃しなくお願い致します。


【色柄】
独特のハリ感と素朴な節糸のある地は、落ち着きある茶鼠色。
あえて…色彩はおさえて、それでいて広がる豊かな世界観。
牛首独持の光沢感にやさしい絹すれの音がする、
軽くてしなやかな地に表現された大小霰を込めた雪輪尽くしの意匠。
帯合わせもしやすい重宝の一枚に仕上がりました。

心を込めて織り上げられる、上質な高級感と贅沢感。
素材の素晴らしさと染めの美しさ、
両方を味わっていただける逸品と言えるでしょう。


【　状態について　】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
仕付け糸もついたままの美品でお手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【　牛首紬について　】
日本の三大紬、大島・結城・牛首。
そのなかでも、双子の蚕（玉繭）から取れる希少な糸を用いているため、
年間生産量の一番少ないものが牛首紬です。

加賀の国・白峰村一帯の集落は、古くから自然の玉繭を原料に手機紬が織られてまいりました。
耐久性に優れた牛首紬は、釘にかけても破れないほど丈夫と言い伝えられておりますので、別名「釘抜紬」とも呼ばれます。