商品番号:1488099
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
牛首紬といえば、紛れもなきキモノ通の憧れ。
その紬地に染めを施した洒落訪問着のご紹介でございます。
さらりとした質感に、すっきりとしたデザイン、
染の味わい深い表情が大人の洒落心を満たしてくれるひと品。
どうぞこの機会に素敵な和姿をご堪能くださいませ。
日本の三大紬、大島・結城・牛首。
そのなかでも、双子の蚕(玉繭)から取れる希少な糸を用いるため、
年間生産量が一番少ないものが牛首紬です。
しなやかで強くシワになりにくく、かつ独特の地風と光沢の素晴らしい風合いの耐久性に優れた牛首紬は、
釘にかけても破れないほど丈夫と言い伝えられておりますので、別名「釘抜紬」とも呼ばれます。
【 お色柄 】
牛首独持の光沢感に、やさしい絹すれの音。
軽くしなやかな紬地は、まさに牛首ならではのもの。
落ち着きある木蘭色(鈍い黄褐色)の地に
蝋たたきのような細かな染めで味わいをもたせ、
裾元を幻想的に彩りました。
その上にすっと流れるように熨斗模様を配し、すっきりとしたデザインに仕上げました。
上質を、さりげなく。
末永くご愛用いただける特選品でございます。
牛首紬の魅力は、紬でありながらやわらかもののような、そのしなやかさ。
通常織りのキモノには向かない、箔使いの袋帯などもお締めいただけます。
パーティなどにもお召しいただける作品ですから、
そのような華やかな装いにも向きますし、
素材感あるおしゃれ袋帯でも、またやわらかな染め袋帯でも…と、
本当に様々な帯合わせでお楽しみいただけるものと思います。
華美に走らない、大人の装い。
原色の派手なお着物よりも、上質で心に残る1枚を選んでいただきたく思います。
しっとりと落ち着いた、大人の女性らしい佇まいをお楽しみください。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 白山工房について 】
石川県牛首紬生産振興協同組合所属
石川県白山市にある国指定伝統的工芸品
牛首紬の織元。
白山工房の牛首紬地は「角印」がつけられている。
工房では糸づくりから機織りまでの作業工程の
見学や機織り体験も可能である。
【 牛首紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1988年6月9日指定)
石川県指定無形文化財(先染紬)
石川県の白山市で作られている織物。
2匹の蚕(かいこ)が作った玉繭(たままゆ)から
糸を紡ぎ出し、糸づくりから製織までの
ほとんどの作業が手作業で一貫生産される。
また、釘に引っかけても釘の方が抜けてしまうというという
柔らかな風合いに備わる驚異の強度を誇り、別名
「釘抜紬(くぎぬきつむぎ)」とも呼ばれる。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛の色:亜麻色
身丈(背より) | 165.5cm (適応身長170.5cm~160.5cm) (4尺3寸7分) |
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裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 45.5cm(1尺2寸0分) |
前巾 | 26.5cm(7寸0分) |
後巾 | 31.5cm(8寸3分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる帯 袋帯、九寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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