【 仕入れ担当 田渕より 】
今年もやってまいりました!
年に一度の在庫一掃の大決算!
この金彩のボリューム…
一瞬でその美しさの虜にされました。
金彩友禅で知られる現代の名工『和田光正』氏による、
特選金彩友禅訪問着と
織りの宝石と称される、佐波理綴(さはりつづれ)より、
両面織の特選品を合わせてご紹介致します。
期間限定ではございますが
お見逃しないようご覧下さいませ!
【 お色柄 】
≪着物≫
するりと肌を撫でるやわらかな質感。
その地をに似せ紫の暗く品良い色に染めなし、
意匠には飛翔する鳳凰と唐草花を金彩友禅で描き出しました。
暗き紫の海を照らす、神秘の輝き…
地紋に浮かぶ麻の葉を仄かにて照らすようです。
まさに名工。
雅でありながらもギラギラとした華美さがない、
美を煎じた見事な一枚。
お目に留まりましたら、どうぞお見逃しなくお願いいたします。
≪帯≫
しなやかな帯地はサファイア、アメジスト、エメラルド…
とりどりの宝石をちりばめたような麗しく美しい輝きに満ちてございます。
風雅な流雲霞模様を織りなした至高の美。
慶びの華やかなライトの下では奥ゆかしく煌き、ムード照明のもとでは幽玄に輝く、
幻想的で素敵な後姿をぜひお手元でご堪能下さい。
裏面は同じ意匠を色彩を抑えて織りなしました。
貴女の身につけられる様々な宝飾品とも良く合うことでしょう。
【 商品の状態 】
≪着物≫
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
≪帯≫
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 和田光正について 】
伝統工芸士
現代の名工
金彩工芸の第一人者
光映工芸株式会社、光映金彩友禅研究所創業者
【 経歴 】
昭和15年 5月 京都市に生まれる。
昭和37年 1月 見習修業後、独立して工房を持つ。
昭和43年 4月 第十三回京都彩芸服飾工芸作品発表会に於て、帯、彩芸賞。
昭和58年 1月 「横綱千代の富士関」の金彩友禅化粧廻し創作。
昭和60年12月 伝統工芸士に認定される。(通商産業省・伝統的工芸品産業振興会)
平成 4年 7月 京都染色協同組合連合会伝統工芸士会 会長及び、京都伝統工芸士会
連合会会長に就任。
平成13年11月 京都府伝統産業優秀技術者『京の名工』として表彰される。
平成14年 4月 大蔵流 茂山家に本金箔を使用した金彩 友禅摺箔技法と
光正高蒔絵技法により玩具尽しの柄を描いた狂言衣装を創作
【 佐波理綴(さはりつづれ)について 】
京都 御寮織司 六家筆頭の井関家の血を引く
織物作家・池口定男が創作した織物。
佐賀錦と綴れ織の特性を組み合わせた佐波理工法で
織り上げられている。
1981年に東京で開催された昭和天皇の寿祝の
正倉院記念展の出展物の佐波理(銅・錫・鉛の合金)
からインスピレーションを受けて制作された。
佐波理綴誕生のきっかけは、制作した作品を着たモデルが
きものショーに出演した際に、客席の照明が暗くなった途端
きものから華やかさがなくなり、暗く沈んだ色合いに見えた事。
ショックを受けた池口氏はそれ以来、「光」「輝き」をテーマに
試行錯誤を重ね「光を失わない織物」を完成させた。
その精神と技術は2011年に二代目を継いだ
池口友啓によって受け継がれている。
帯のタイトルに「友」がついているものは池口友啓デザイン、
「定」がついているものは佐波理を開発し池口定男デザイン
【着物】
絹100%(縫製:手縫い)
【帯】
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.5m
耳の縫製:袋縫い
六通柄
※ガード加工済み
身丈(背より) | 162cm (適応身長167cm~157cm) (4尺2寸8分) |
---|---|
裄丈 | 69cm(1尺8寸2分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈75cm(1尺9寸8分) 袖巾37cm(9寸8分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、、芸術鑑賞、音楽鑑賞、観劇、お食事会など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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