商品番号:1499362
(税込)
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【 仕入れ担当 岡田より 】
織のお着物ファン、お着物通の方に人気の有る
【 本場黄八丈 】の手織八寸名古屋帯のご紹介です。
残念ながら証紙類は付属しておりませんが、地風から
本場八丈の帯で間違いないかと存じ上げます。
小紋や織のお着物との相性がよく、
袷はもちろん、単衣の時期のカジュアルスタイルに
重宝していただけることでしょう。
【 お色柄 】
八丈刈安と椎由来の濃い路考茶(ろこうちゃ:
鶯色みを帯びた渋い緑みの茶色)の帯地に、鳶茶、
グレー、山吹、黒褐色の配色でシンプルな間道が
全通柄で織りだされております。
小紋や織のお着物などにあわせて、独特の彩りと
しっかりとした織の風合いをお楽しみ下さいませ。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
締め跡やたたみジワがございます。
結んだ際に気になるような汚れはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 黄八丈について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1977年10月14日指定)
八丈島に伝わる草木染めの絹織物
その歴史は古く800年以前から納税品として納められ、
八丈島の名は「八丈織」から取られたとも言われる。
現在では後継者が少なく、黄八丈技術保存会が発足され
その技術者の保護にあたっている。
代表格である黄色の黄八丈の他に、黒を主にした
「黒八丈」、樺色を主とした「鳶八丈(とびはちじょう)」
がある。「ふしづけ」や「あくつけ」、「泥つけ」と
呼ばれる染めが特徴的で、糸染めに使う色は八丈刈安
(学名:コブナグサ)の黄、マダミ(学名:タブの木)の樺、
椎の木と泥染めを用いた黒の三色が主だった色で、八丈島の
厳しい自然の中で得られる染料が三色に限られた事に由来する。
製織には地機(じばた)が使われたが、現在はほぼ
高機(たかはた)による製織である。
伝統的な技術・技法
・先染めの平織り又は綾織りとする。
・よこ糸の打ち込みには、手投げ杼(てなげひ)を用いる。
・染色は、手作業による浸染とする。
※この場合において、染料は、コブナグサ、タブノキ又は
シイを原料とする植物性染料とし、媒染剤は木炭又は泥土とする。
他の地方で織られた類似品に米沢八丈、秋田八丈がある。
孤島で織られる着物好きの終着点。
絹100%
長さ約3.64m(お仕立て上がり)
柄付け:全通柄
※開き仕立て(お太鼓箇所トンネル仕立て)
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 9月の単衣から翌6月までの単衣、袷(あわせ)の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き、普段着 など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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