商品番号:1541065
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
その流通量は年々減少し、
最早絶品に近い存在…
伝統的工芸品の本場黄八丈、手織りの八寸帯。
中でも圧倒的な人気を誇る黒黄八八寸おびのご紹介です。
最近では本当に数が少なくなり、特に黒の証紙付きのお品はここ室町でもほとんど見かけることがございません。
織物ファンの方はどうぞお見逃しなくお願いいたします。
【 お色柄 】
今回ご紹介いたしますのは、中でも一番数少ないとされている椎が醸し出す
『黒』のえもいわれぬその深いお色…誠に秀逸です。
意匠には全通に渡り細やかな段模様を織りなして。
ひとことで『黒』といっても、どこか奥行きを感じさせます。
丁寧な手織りですので、糸に無理がかからず大変丈夫。
そして締め易さ、締め心地の良さはこれに勝るものがございません。
室町でも本当に希少となってまいりましたので、
お探しの方にぜひ大切にお締め頂ければと幸いです。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 黄八丈について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1977年10月14日指定)
八丈島に伝わる草木染めの絹織物
その歴史は古く800年以前から納税品として納められ、
八丈島の名は「八丈織」から取られたとも言われる。
現在では後継者が少なく、黄八丈技術保存会が発足され
その技術者の保護にあたっている。
代表格である黄色の黄八丈の他に、黒を主にした
「黒八丈」、樺色を主とした「鳶八丈(とびはちじょう)」
がある。「ふしづけ」や「あくつけ」、「泥つけ」と
呼ばれる染めが特徴的で、糸染めに使う色は八丈刈安
(学名:コブナグサ)の黄、マダミ(学名:タブの木)の樺、
椎の木と泥染めを用いた黒の三色が主だった色で、八丈島の
厳しい自然の中で得られる染料が三色に限られた事に由来する。
製織には地機(じばた)が使われたが、現在はほぼ
高機(たかはた)による製織である。
伝統的な技術・技法
・先染めの平織り又は綾織りとする。
・よこ糸の打ち込みには、手投げ杼(てなげひ)を用いる。
・染色は、手作業による浸染とする。
※この場合において、染料は、コブナグサ、タブノキ又は
シイを原料とする植物性染料とし、媒染剤は木炭又は泥土とする。
他の地方で織られた類似品に米沢八丈、秋田八丈がある。
孤島で織られる着物好きの終着点。
絹100%
長さ約3.65m
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、お出かけ、お食事、行楽など
◆合わせるお着物 色無地、小紋、織の着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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