【 仕入れ担当 田渕より 】
博多帯といえばここ、といわれるほど、
その卓抜したセンスに定評のある名門機屋、
西村織物による特選袋帯のご紹介です!
シックなモノトーン配色で
異国モダンなデザインが織り上げられた、
さすがのセンスが光る一品…
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
さらりとしなやかな風合いの帯地は墨黒色。
赤、緑の箔糸が経糸に用いられており、
わずかな煌めきをみせております。
お柄にはまるで障壁画のような
どこか異国情緒あふれるデザインが織りだされました。
おしゃれ訪問着、色無地、小紋、織のおきものに合わせて、
格別のコーディネートをお楽しみくださいませ。
生産数が絶対的に少なくなかなかご紹介する機会のない作品です。
どうぞお見逃しのございませんよう、お願いいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 博多織について 】
鎌倉時代の1235年から780年以上織りつがれた伝統織物。
博多の商人が中国から技術を持ち帰ったのが始まりとされています。
ずばぬけて高い密度の経糸、その数約6,500本を使用し、
一寸間の中に50回往復させて丹念に織り上げた博多帯は、
『締めやすく、崩れにくく、疲れない帯』として高い評価があります。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%(金属糸風除く)
長さ約4.5m
六通柄
耳の縫製:かがり縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お食事、カジュアルパーティー、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 洒落訪問着、色無地、小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています