商品番号:1509200
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
じょうずな手織。
草木染めの織物を追求し、生み出した作品に対する自信は絶対のもの。
その言葉に偽りはございません。
通の紬ファンの間で絶大な人気を誇る、
廣瀬草木染織工芸による、信州飯田紬のご紹介です。
廣瀬さんの手がける織物は、使用される糸や織の手間暇によって4つに分けられ、
本品は『手おりの中の手織』に次ぐ、『じょうずな手織』。
お仕立て上がりでは弊社初の仕入れとなります。
実際にお手にとっていただきたい…
触れれば虜になる、やわらかで心地よい織味。
是非ともお手元でご堪能下さいませ。
【 お色柄 】
空気までも含んだような…
実に柔らかな質感。
残布の耳端を見て頂ければわかるように、
直線ではなく、緯糸を強く引っ張りすぎないよう、ゆっくりと織る為に不揃いとなります。
何百回と砧打ちをすることで生まれる、艶やかで柔らかな風合い。
お色は糸が痛まないような、優しいごく淡い灰桜色を基調に、
縞模様を織りなしました。
軽くしなやかな真綿の良さと、草木染めでしか表現できない彩りの妙。
着込めば着込むほど、結城のようにさらにしなやかさが増すことでしょう。
草木の染料は、生きていると言われますので、染めあがったばかり、
織りあがったばかりのお色から、年を経てほどよく枯れ、おだやかに
落ち着いた色彩へと変わる、その変化をご堪能いただきたいお品となっております。
20代、30代の若い頃から着始めて…
50代、60代になる頃には、より深みと落ち着きの増す草木染。
人生の歩みと共に、織物と一緒に成長していく楽しみ。
一生もののカジュアル、よき紬きものを。
お手元でご愛用頂ける一品となりましたら幸いでございます。
【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
仕付け糸もついたままの美品でお手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 信州飯田紬について 】
自然の恵み多き長野・信州。
飯田地方で自家用として織られていた紬が飯田紬の始まり。
古くから風土に自生する植物から染料を抽出し、
糸を染め、手織りで反物を織り上げる先染めの織物です。
圧倒的に作品数が少ない、手織りの飯田紬。
匠技はもちろんのこと、大自然の草花の命を大切にうつしとった、
手織による心のこもった一点限りの創作品であることが分かります。
【 飯田紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
※信州紬(上田紬・飯田紬・松本紬など
県内の様々な紬を一括しての指定)
長野県飯田市を中心に生産される絹織物
国指定伝統的工芸品「信州紬」のひとつ。
草木染めの糸を使用した手織りの紬で
江戸時代には格子柄が中心であった。
「飯田縞」「飯田格子」などとも呼ばれた。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛の色:薄柿色
※衿裏は引き紐の付いたお仕立てです。
高島屋扱い品
身丈(背より) | 162cm (適応身長167cm~157cm) (4尺2寸8分) |
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裄丈 | 68.5cm(1尺8寸1分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70.5cm(1尺8寸6分) 袖巾35.5cm(9寸4分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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