商品番号:1491020
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
京友禅らしい、はんなりとした染め色、典雅な古典意匠の美の世界。
今後新たな作品があがってくることのない才勝精秀氏の図案を用いて創作した一条。
作家さんの感性をしっかりと閉じ込めた作品でございます。
染め上げたのは京都でも染帯に定評のある有名工芸染匠さん。
手描き染の技がしっかりと見て取れます。
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【 色・柄 】
触れた指の上でふるふると弾けるようなやわらかさ。
程よいハリにしなやかな、塩瀬の魅力。
その質感に、しとやかな女性らしさを。
そのお柄に、ご自身の趣味性を。
地色は、穏やかな灰色に染め上げて。
お柄は風雅な桜の花意匠を描き出しました。
控えめながらも、豊かな表情が大変魅力的です。
【 才勝精秀氏について 】
京の作家 才勝精秀。
四季移ろいゆく野の花々などの作品が多く、
意欲的に作家活動をされておりましたときには、
お茶席関係やお着付教室などに合わせた御品を提供されておりましたので、
和道に永く携わっておられるお方はよくご存知かもしれません。
すでに活動を辞めていらっしゃるため、新たな作品のご紹介はございません。
【 染匠について 】
和の京友禅、その本流にこだわる京の老舗染匠の作品。
今では染帯を専門として、意匠の構成から仕上げに至るまで、
全ての工程にこだわり、本物の友禅をひたむきに追求する染匠さんでございます。
ここまでのクラスのお品、もちろん量産ができるお品ではございません。
染匠さんの詳細につきましてはお気軽にお問い合わせくださいませ。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100% 長さ3.6m(お仕立て上がり時)
白生地には、新潟県五泉市の泉華ブランド駒塩瀬地を用いております。
お太鼓柄
おすすめの帯芯:突起毛芯
◆最適な着用時期 袷・単衣(おすすめは4~5月頃)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン お茶席、街着、お食事、観劇、行楽などに。
◆あわせる着物 小紋、付下げ、色無地、御召、紬など
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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