商品番号:1489753
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
永い西陣の伝統の中で、「真実に美しいものは常に新しい」と、
工芸の道の無限の美を追求する洛風林の帯の中でも希少な逸品。
蚕を飼い、糸作りに始まり、撚糸、染め、機…
本当に細部にまで気をくばりすべての工程を徹底して自社で行い
一貫したモノ作りをされている老舗、勝山織物の至極の傑作をご紹介致します。
印象的なその面持ちが絶対的な存在感となり、通の佇まいを叶えます。
新品ともなると殆ど入荷がございません。
お柄もお洒落度の高いひと品でお色使いも美しい逸品。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
絹本来の艶めきを含んだ、上品な面持ちのアイボリーの帯地。
落ち着きある色彩は、大人のための逸品の風格を印象づけます。
独自のシャリ感と経節が浮かび上がるその地にあらわされた荒磯文様。
浮き立つように高雅な艶めきの箔にて織り出して、
存在感の中にも、歴史を感じさせる上品さを失わない…
決して華美でない箔糸の表情が地の地風と相まってこの上ない工芸的風格を宿しております。
洛風林のセンスと勝山の技術。
風雅な感性と圧倒的な織りの表現力で織り上げた傑作。
手織りならではの、その緻密な表現。
どこまで良いものが大量生産できる時代にも、かわらぬ手間をとる価値かるもの、
それを確かに感じさせてくれる最高の一品。
織地の品格、意匠性のこだわり、
まずどのようなお席にも同じような柄行にはなかなか出会われることはないでしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 洛風林(らくふうりん)について 】
創業者である堀江武氏は1923年、当時西陣帯地界の
重鎮であった三宅清治郎の元で修行、独立後、
1954年屋号を「洛風林」 とし独自の作品作りを開始。
帯地の制作にあたっては自社で機は持たず、
洛風林同人と呼ばれる西陣等の機屋に製織を依頼する形で
帯づくりを行う。白洲正子や伊兵衛工房の高林淑子をも
魅了した、洛風林の独特の世界はこの多岐にわたる機屋や
作家に依頼することにより帯として完成されている。
【 洛風林(らくふうりん)について 】
創業者である堀江武氏は1923年、当時西陣帯地界の
重鎮であった三宅清治郎の元で修行、独立後、
1954年屋号を「洛風林」 とし独自の作品作りを開始。
帯地の制作にあたっては自社で機は持たず、
洛風林同人と呼ばれる西陣等の機屋に製織を依頼する形で
帯づくりを行う。白洲正子や伊兵衛工房の高林淑子をも
魅了した、洛風林の独特の世界はこの多岐にわたる機屋や
作家に依頼することにより帯として完成されている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.3m
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、お食事会、観劇、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、御召など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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