商品番号:1477172
(税込)
いつの世も、着物びとの心をとらえて離さない琉球伝承織物。
【野原織物工房・野原俊雄】氏によって生み出された
本場南風原花織の手織り九寸名古屋帯のご紹介です!
【仕入れ担当 吉岡より】
夏らしい爽やかな配色と、
花織と絣の共演による繊細なデザインに惹かれて入荷致しました。
美しき海、美しき風、そして豊穣の大地。
おだやかでいて、ゆったりとながれる時の中で…
そのやさしい色彩、豊かな質感は生み出されます。
淡い地色にキリッと意匠が映える帯ですので、
淡地にも濃地にも合わせて頂きやすく
着姿に琉球の風情を加えるコーディネートに重宝頂ける事でしょう。
昨今の価格高騰の波は、織り・染めの現場にも確実に影響を与えております。
今後ますます原価高騰が続くと見込まれておりますので、
お目に留めて頂けたお柄があれば、ぜひともお早めにご検討をお願い致します!
【色・柄】
ごく淡い柳鼠色を基調とした軽やかな帯地には、
明るい若緑色の濃淡を用いた幾何学的な花織の横段模様を施しております。
その合間に琉球かすりの横段模様も加えた、
南風原地方の織技術が詰め込まれた一品です。
今日も守られる職人たちの手技の結晶。
そのぬくもり溢れる風合いを新しい感性で受け継ぐ一品として、
大切にお持ちいただければ幸いでございます。
【 南風原花織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(2017年1月26日指定)
沖縄県伝統工芸品(1998年認定)
沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品。
裏表のない「両面浮花織」が主流で、ヤシラミ花織、
クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地独特の
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど(多いものは10枚)もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。
絹100% 長さ約3.6m (お仕立て上り時)
沖縄県伝統工芸品之証、沖縄県織物検査済之証
経済産業大臣指定伝統的工芸品の証紙がついております。
おすすめの帯芯:夏綿芯
◇お太鼓柄
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、お食事会、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物
★名古屋仕立て(税込11,550円※夏用綿芯代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込14,850円※夏用綿芯代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込14,850円※夏用綿芯代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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