商品番号:1472048
【 仕入れ担当 中村より 】
西陣の帯問屋さんから、いいもん屋さんと呼ばれる梅垣織物。
かつては銀座などの最高級呉服屋さんなどでしかお目にかかれなかった、
老舗の中でも、通の方から絶大的な支持を受ける、
“本物”を創作し続けておられる機屋さんです。
フォーマルに確かなモノ作りに定評があり、
私もフォーマル帯をお探しの方には真っ先におすすめしております。
梅垣織物さんの素晴らしい匠技…
どうかお目に留まりましたらお見逃しなくお願いいたします。
【 色柄 】
[ 七宝松文 ]と題されたお品。
まさしく極上の雅…。
美しい彩り、程よくはりのある締め心地のよさと洗練された上質の意匠。
上品につやめく濃紺色の地にこの上ない高貴を魅せ、
意匠にはふっくらとした雪輪七宝を織り出しました。
重厚感と品の良さを同時に感じさせるその存在感。
風情豊かに込められた無駄のない日本の伝統美が光ります。
帯だけで眺めていてもうっとりとするほど美しいのに…
お着物と合わさり、帯姿となった時に初めて完成する珠玉の帯。
合わせるお着物には振袖、留袖、訪問着や紋付き無地などに…
気品を極めた贅沢な帯姿を完成させてくれることでしょう。
【 梅垣織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.442
1961年(昭和35年)創業
西陣の帯問屋からも「ええもん屋」と言われる
西陣織の名門機屋。
絵画、陶芸、漆芸といった古今の優れた
美術工芸品を織で表現することにこだわり、
糸の動きを計算しつくすことで上質かつ
洗練された帯を製作している。
現代の着物文化に沿う先進的な創作にも意欲的で、
その作品はプロのみならず、多くのきものファンから
多大なる評価を得ている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹70% 金属糸風繊維30%
長さ4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.No.442 梅垣織物謹製
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ~40代
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティー、ご挨拶、 お付き添い、音楽鑑賞、観劇など
◆合わせるお着物 振袖、訪問着、付下げ、色無地など
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