【山城機業店】 正絹西陣織唐織袋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「能衣祝彩霞紋」 ふっくら唐織の味わい… 唐織の名門より!

商品番号:1383384

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【 仕入れ担当 岡田より 】
能装束唐織の大御所【 山城機業店 】より。
匠の技術とセンスが光るお品、逸品唐織袋帯のご紹介です。

ふんわり、糸のボリュームと豊かな光沢を感じさせる唐織。
富貴なおりくちは、お着物ファンの方にも愛されており、
その唐織の魅力を存分にご堪能いただけるお品。

訪問着、付下げ、色無地などにあわせて
唐織ならではの表情をお楽しみいただける事でしょう。


【 お色柄 】
薄手で密度の高い地風の黒の帯地に、金糸に箔糸、
色とりどりの絵緯糸使いにて、霞のお柄が
バランス良く織り描き出されております。

確かな技術、練磨され、緻密に計算された意匠構成が、
いつの時代も変わることなき美しさを感じさせてくれる事でしょう。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりました。
うっすらと締め跡がございますがおおむね美品です。
ご了承の上、お目に留まりましたらお値打ちにお求めくださいませ。


【 唐織について 】
生地は三枚綾組織(西陣で錦地:にしきじと
呼ばれる組織)で、多彩な色糸を用い、お柄を
刺繍のように縫いとりで織りだす技法。

緯糸(よこいと)ニ越の間に、絵緯糸(えぬきいと)
一越を挟み込むように製織される。
古くは能装束に用いられ、最大の特徴である
刺繍のようにも見える立体感で、現在は高級帯地をはじめ
婚礼意匠などにも用いられる。
元々は中国から渡来した織物の総称。







【 山城機業店について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.216
1918年(大正8年)創業
屋号:伊勢屋孝兵衛


西陣でもとりわけ唐織の技術で定評のある機屋。
大戦中に企業整備令により廃業、戦後9代目が
帯地製造を再開した。
1952年に株式会社に改組。
1997年に10代目に代替わりし現代に至る。


【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)

多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。

起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。

18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。

明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。

織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。

西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。

「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。

- 素材・サイズ

絹100%・金属糸風繊維除く
長さ:4.2m(やや短尺・以前の規格の長さです)
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付き添い、お茶席、観劇 など

◆あわせる着物 訪問着、付下、色無地 など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

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