商品番号:1470418
(税込)
古典とモダンが融合した繊細な染めの美…
さり気なく纏う気品の佇まい。
京友禅の名門【白木染匠】による本格京友禅付下げのご紹介です。
【仕入れ担当 吉岡より】
明るく爽やかな地色に映える配色とスッキリとした構図に惹かれ
仕入れて参りました!
各有名百貨店などでも、染元こそ名前を出すものではございませんが、
この染匠さんの別誂品なども多く販売されており、
その仕上がりは古くより多くの問屋、小売店に信頼をおかれております。
無地場を活かした洒落た構図の付下げですので、
趣味のお席からお付き添い、式典まで
幅広くお召し頂けます。
京友禅の老舗による、ハイセンスな一枚…
どうぞお見逃しなく!
【色・柄】
白生地には、サラリとしなやかな丹後ちりめん紋意匠地を用いました。
一面に小さな市松柄を浮かべ、染め色を美しく発色させる上質絹地です。
その地を淡い水色を基調に染めて。
お柄にはキリッと映える彩りを用いて
「梅松に唐花の輪」の創作模様が表されました。
スッキリと無地場を活かした構図に、繊細に彩りを染め分けた模様が浮かび上がる…
見る者の心にまで心地よい趣味性を運ぶような
淑やかに、風情満ちた面持ち。
古典的なムードを感じさせつつも、
色彩使いや柄の構図にモダンな味わいも含ませて…
さすが名門、思わず唸る仕上がりです。
もちろん、すべて職人さんが染筆であしらった本手描染めのお品ですので、
染め色はしっかりと裏まで通っています。
絹地に凝縮された美の世界。
京の匠が技を凝らし、労力と時間を費やし丹念に製作した一枚でございます。
【 白木染匠について 】
京友禅の染匠
1960年(昭和35年)4月創業
京都工芸染匠協同組合所属
江戸時代の小袖・「御所解」、「茶屋辻」、
「吉祥文様」の研究追求をライフワークとし、
先人達の衣裳を「心の師」として、「不易流行」を
座右の銘に流行にとらわれる事なく創作古典の作品を
製作し続けている。
【 沿革 】
初代・白木周一が、四大染匠の一つでる
老舗・沢渡源兵衛商店に、1927年より奉行に上がり、
1940年独立、暖簾分けを許された。
その後、七七禁礼や太平洋戦争により休業。
1951年染匠業を再開。
初代死去に伴い、妻の正子が継承し、1960年4月に
有限会社白木商店を設立。
以後、白木周生と白木成司が共同経営し1977年1月に
株式会社白木染匠となる。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たち切り身丈185cm(背より身丈170cmまで) 内巾36.5cm(裄丈69cmまで)
白生地には伊と幸ブランドの丹後ちりめん紋意匠地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 披露宴、パーティー、お茶会など。
◆あわせる帯 袋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
手のし3,300円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)
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