商品番号:1558974
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
京都呉服屋さん 店じまい品として
仕入れました
現在では山崎さん一件だけとなりましたが
昭和のよき時代の本麻上布です
谷三織物となっています
現在の能登上布の名前で流通しているものとは
また一味違い 藍染糸使用の
宮古上布のようなカーボン紙のような仕上がりです
昔はわざと宮古上布の蠟引きに
似せるよう熱で照りをつけるような加工をしたそうです
丈を図るため糸留めを外しています
【 お色柄 】
空蝉に例えられるシャリ感ある地風。
地色は濃紺で
一面に80山亀甲が模様が織りなされ
それを背景に菱華紋が浮かび上がります
肌に、サラリ。
例えば道端でふと足を止めた瞬間に、すうっと風が体を通り抜けてゆく感覚。
麻ならではの、特別な味わい…
いついつまでも飽きのこない定番の一品は、
毎年夏が来る毎に、季節を告げるひと品となることでしょう。
【 能登上布について 】
石川県無形文化財指定
越後、宮古に並ぶ日本の三大上布のひとつ。
約2000年前に崇神天皇の皇女が中能登地方で
機織りを教えたことが能登上布の起源とされる。
昭和初期の最盛期、織元の数は120軒以上になり
麻織物の県生産量が日本一となったが、戦後の
ライフスタイルの変化とともに着物離れが進み、
現在は山崎麻織物工房が能登上布唯一の織元である。
原料の麻は一般的なリネンではなくラミー(苧麻)。
手織りの麻の素材感、他地方にはない能登独自手染の
押捺染、ロール捺染と呼ばれる職人技術から生まれる
染めにじみが少なく緻密で、能登の風土を映した
すっきりとした絣模様が、ひんやり涼しい風合い、
「蝉の羽」のような透け感や軽さ、丈夫さ、シャリ感、
光沢感、張り感が特徴。
絣柄の多くは幾何柄模様の十字絣を始めとする
複雑な経緯絣で構成されている。
麻(ラミー)100%
長さ約12.2m 内巾34cm 外巾36㎝ (裄丈最大約68cm)
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、気軽なお食事、街歩きなど
◆あわせる帯 夏の洒落袋帯、名古屋帯、上布・自然布の帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
特殊地入れ11,000円+麻衿裏6,600円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
・ポリエステル糸でのお仕立てとなります。
絹糸での縫製ご希望の場合は、その旨必ずご指示下さい。
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)