商品番号:1557125
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
綿さつまで有名な宮崎県都城【 東郷織物 】の
おだやかな彩りの本場色大島紬着尺のご紹介です。
流行り廃りない幾何学的なデザインのお品で、
帯合わせもしやすく、お食事やおでかけなどの
気軽なカジュアルシーンに末永く重宝して
頂ける事でしょう。
【 お色柄 】
さらりとしてしなやかな大島独特の地風の
薄白茶の濃淡の格子が織りだされた紬地に、
ポツ絣のようなかすれたフシを込めた
灰水と薄橙色の横方向のラインで構成された
段違い市松がリズミカルに織り上げられております。
【 都城の大島紬について 】
奄美大島で伝統技法を身につけた人々が、
よりよい環境、素材を求めて都城にその
新天地を見出した事に端を発する。
大島紬としては鹿児島、奄美とともに
国の伝統的工芸品に指定されている。
【 東郷織物について 】
宮崎県都城市にある織物工房。
1947年東郷治秋と永江明夫(現代の名工)によって
創業され、現在は谷口邦彦が代表を務める。
「薩摩絣」「大島紬」「夏大島」を主軸に、
緻密な絣物の高級品からカジュアルな洒落絣を
製造している。
締機の工法を完成させた永江伊栄温の三代目に当る
東郷治秋と、薩摩絣の発明者である永江明夫の二人で
都城に創設した。
今となっては唯一の薩摩絣の製造元である。
「綿薩摩」は一般呼称で、東郷織物では
絣糸を使い手織りした最高級品を「薩摩絣」、
機械織りのものを「綿さつま」と呼ぶ
東郷の薩摩絣は経糸に80番手、緯糸に60番手という
極細の綿糸が用いられている。
【 沿革 】
1947年 東郷治秋が新天地を求め鹿児島より都城に工場を移し、
永江明夫と二人で現在の製品の基礎を作る。
1950年 法人化
1955年 東郷治秋、永江明夫の二人で新商品開発に着手。
色大島の完成を見る。
さらに木綿による今日の現代薩摩絣の礎を築く。
1974年 谷口邦彦、東郷織物工場入社。
義父、永江明夫に師事
1985年 都城市市民文化賞授賞(永江明夫)
1997年 宮崎県県文化賞授賞(永江明夫)
1998年 黄綬褒章授賞(永江明夫)
1999年 代表理事に就任。
都城絹織物事業協同組合理事長就任(永江明夫)
2003年 銀座三越屋にてグループ展(谷口邦彦)
2006年 京都三条ギャラリーにて個展(谷口邦彦)
2008年 鹿児島黎明館にて個展。
銀座交詢ビルにて個展(谷口邦彦)
2009年 銀座交詢ビルにて個展(谷口邦彦)
絹100%
長さ約12.4m
内巾:約37.5cm(最長裄丈約71cm 袖巾肩巾35.5cm)
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
【 付属証紙 】
経済大臣指定伝統的工芸品・本場大島紬
都城絹織物事業共同組合・本場大島紬の商標
製織:東郷織物
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 趣味のお集まり、芸術鑑賞、おでかけ、お食事、ご旅行 など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)