商品番号:1553867
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
他の機屋とは一線を画した独自の美の感性…
本当に良きものをお探しの方に、
名門機屋『白綾苑大庭』による特選袋帯のご紹介です!
美しいキモノの表紙にて有名女優が着用した作品と同柄のお品でございます。
黒地に映える多彩な色彩を使ったハイセンスな意匠…
これまでの大庭作品と少しテイストを変え、
お着物合わせ様々にコーディネートをお楽しみいただける仕上がりとなっております。
大庭さんならではの色彩センスにこの構図の存在感、唯一無二の一条。
【 お色柄 】
まずはこの地風。
その見た目とは裏腹な、しっとりとしなやかな風合い。
お手にしていただければいい意味で驚かされることでしょう。
「 彩つる草 」と題されたお品。
凛とした黒色を基調として、意匠には鮮やかな彩りを身にまとった、
唐花の意匠があらわされてございます。
ひと目で心奪われるその麗姿。
鮮やかなお色が互いを高め合い、そして溶けこんで、
お色が入り交じるその美しさは、
もはやモダンアートと言える芸術の美を感じさせます。
和に昇華された洋風なエレガンス。
デザインセンス、色彩センス、老舗ならではの織り妙。
全てが絶妙のバランス感覚の上であらわされ、
決して他には真似することのできない、見事な一本を作り上げてございます。
お色一つ一つが目を惹くほどに艶やかにて
夜闇に咲く幻想花を思わせるようなミステリアスな意匠…
縁取るような金糸も相まって華やかな香りを纏わせます。
お目に留まりましたらこの機会に是非ご検討くださいませ。
【 白綾苑大庭について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.840
1951年(昭和26年)創業
創業者:初代・大庭清三郎(大庭機業店)
大庭独自の撚糸法で製糸した諸糸、葛籠糸を使用、
見る人の目を引く大胆な図案や配色が特徴的。
表地、裏地共に同じ地合で同じ職人が
同じ機で製織している。
タレ先、または裏地に鳳凰印(鳥マーク)が
織りだされている。鳳凰印は創業当初から使用している
商標登録で、初代・清三郎が目指した華麗で
雅な織物を鳳凰に見立て作成された。
【 沿 革 】
戦前初代・大庭清三郎が他同人と共に織物製造
同人「白綾苑」を発足。
1951年 前身「大庭機業店」を創業
1972年 株式会社に法人化「白綾苑大庭」へ名称変更
1980年 織物研究室「テキスタイルハウス・オオバ」設立
2015年 大庭健嗣 代表取締役社長就任
2017年 大庭健嗣伝統工芸士認定
経済産業大臣指定伝統的工芸品
西陣織製織部門
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金銀糸風繊維除く)
長さ約4.45m(お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、お付き添い、レセプション、お食事会、芸術鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など