商品番号:1552201
【 仕入れ担当 中村より 】
名門【 西陣まいづる 】より…
大変珍しいゴブラン紹巴の傑作袋帯をご紹介いたします。
問屋間においては、ほぼ流通することがなく、
通常仕入れることができるお品ではございません!
今回は期間限定で西陣の老舗帯問屋さんより
特別に仕入れさせていただきました!
圧巻の美意匠を、五色経複合織といわれる技法で織り上げた作品で
他の組織では表現出来ない重厚な趣と色彩を生み出します。
まいづるさんの代表的な作品で、
展示会などでは目付けとして飾られ、超高級品として販売されるお品です。
まずご紹介の叶わない作品でございます。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
キュッと締心地の良い密な織味の帯地には
色彩豊かな異国のお柄を緻密に織りなして。
ごく細緻な表情に、奥行きの深さが演出されて。
まるで絵画のような繊細な表情に驚くばかりです。
お着物姿で並ばれたときの差は歴然。
贅沢にまたしゃれ味たっぷりに。
言葉も必要ございません。
訪問着、付下げ、色無地などのお着物とのコーディネートをお楽しみください。
見れば見るほどに引き込まれてゆくこの存在感。
どうぞこの機会をお見逃しのないようお願いいたします。
【 まいづる・ゴブラン紹巴について 】
高度な技術が生み出した芸術品ともいえる袋帯がゴブラン織(五色経複合織)です。
ゴブラン紹巴とは、中世ヨーロッパに起源をもつその「ゴブラン織」と、
桃山時代の連歌師、里村紹巴が愛好した裂地から由来する「紹巴織」。
このふたつを独自に融合した華麗な織味が魅力でございます。
【 西陣まいづるについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.29
1907年(明治40年)創業
江戸時代に「松屋」の屋号で禁裏御所
(京都御所)の出入りを許された商家。
江戸時代中期に松屋儀兵衛が近江の国
(現在の滋賀県)より京都に出て、
呉服商を営みはじめたのが始まり。
江戸時代後期には高島屋や大丸と共に
京都の名店としての地位を確立した。
後、松屋七代目・舞鶴正七が西陣の地で
織元として新たに創業。
美しく魅力的な織物を作り続ける事、
世間から必要とされる織物を作り続ける事、
時代の変化に対応した織物を続けていく事を
モットーにものづくりをしている機屋。
主なブランドラインにゴブラン紹巴、
三眠蚕、耀虹螺鈿、琴糸織などの
シリーズがある。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹80%・ポリエステル、ナイロン、キュプラ20%(金銀糸風)
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い
おすすめの帯芯:綿芯「都」
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、御召など