商品番号:1551835
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
この素材感、この絶妙なお色…
本当に良い表情に仕上がってございます。
滅多にご紹介のない【織田工房】さんより
特選楮紙布八寸名古屋帯をご紹介いたします。
ほぼ製織はお一人でされているため、
織上がりの数も非常に少なく、本当に希少なお品です。
お着物通の方へ人気の高い本品。
現在では織上がり待ちの状態だとか…。
そんな中、たまたま仕入れることが叶いました。
ぜひお見逃しなくお願い致します。
【色・柄】
経糸に紙糸、緯糸に楮糸を用いて織り上げられたお品。
しっかりとしたハリがあるなかにも地厚すぎない織り地の風情。
自然味のある生成り色と黒に染めた糸を織り混ぜて、
二釜の市松模様が織り上げられました。
シンプルでやさしいなかにも、洗練されたあたたか味がございます。
ぜひとも良い織りのおきものに。
また素材感やお色の合うような小紋にもステキです。
量産は不可能なひと品。
シンプルなものこそ、良いお品を。
どうぞお見逃しないようご覧くださいませ。
【楮布について】
ご存知の通り、楮の樹皮繊維は和紙の原料のひとつで、
中でも「最も強く良質」といわれる植物繊維です。
「日本書紀」によりますと、西暦610年に高麗の僧が製紙技術とともに、
楮を日本にもたらしたそうです。
その後、「和紙は楮紙」と呼ばれるほど、和紙の代表的な原料となりました。
その楮の樹皮で作られた織物を、「楮布」と言い、
渋みのあるお色は時間の経過とともにより深く、
落ち着いた色合いに変化いたします。
織り上った作品は、素朴な質感と自然味にあふれ、
おのずと心ぬくもるような表情に仕上がるのです。
【 小千谷紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年9月4日指定)
新潟県小千谷市周辺で製織されている紬織物。
小千谷縮の技法を活かし、江戸時代中期に
織り始められた絹織物。
原料は玉糸と真綿の手紡ぎ糸を用い、
絹独特の光沢と肌触りの良さ、軽く
温かみのある地風が特徴。
手摺り込みによる緯総絣と呼ばれる、
緯糸(ぬきいと)に絣糸を用いて織られる
多彩な絣模様や縞、無地など様々である。
経:紙糸100% 緯:楮糸100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
全通柄
◆最適な着用時期 オールシーズン(真冬除く)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お稽古事、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 小紋、織のお着物