商品番号:1550750
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
越後の地に根ざす雪国の知恵と美意識を今に伝える、小千谷紬。
その素朴な風合いの中に、確かな織技と意匠美が息づくひと品を仕入れて参りました。
越後おぐに、くるまや工房の特選小千谷紬をご紹介致します。
昔ながらの伝統的技法を頑ななまでに守り抜き…
心を込めて織り上げられた伝統と創作の狭間に立つ意欲作。
どうぞじっくりご覧くださいませ。
【 お色柄 】
幾多の絵柄と何百通りもの組み合わせにより出来た本品は、
一反一反が異なる唯一の趣をもつ伝統の小千谷紬でございます。
およそ三万二千本ほどの絣糸を緯糸とし、
絵柄を変えるたびにつなぎ織って行く伝統の技法を存分に盛り込んでおります。
所々に節糸の浮かび上がる紬地。
シックな黒を基調とした彩りで、
花唐草などを込めた段文様を織りなしました。
柔らかさと渋みを帯びた重厚感が共存し、絵画のような多彩さながら調和が取れています。
花や蔓、有職文様を込めて、まるで織の見本帖のような奥行きある趣です。
見るたびに新しい発見がある布、
その一筋一筋に宿るのは越後の四季と職人の矜持。
装う人の感性をそのまま映すような逸品です。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 小千谷紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年9月4日指定)
新潟県小千谷市周辺で製織されている紬織物。
小千谷縮の技法を活かし、江戸時代中期に
織り始められた絹織物。
原料は玉糸と真綿の手紡ぎ糸を用い、
絹独特の光沢と肌触りの良さ、軽く
温かみのある地風が特徴。
手摺り込みによる緯総絣と呼ばれる、
緯糸(ぬきいと)に絣糸を用いて織られる
多彩な絣模様や縞、無地など様々である。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
※居敷当付き
身丈(背より) | 165.5cm (適応身長170.5cm~160.5cm) (4尺3寸7分) |
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裄丈 | 71cm(1尺8寸7分) |
袖巾 | 35cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 単衣(5月下旬~6月、9月~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、お食事、お出かけ、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。