商品番号:1550788
【仕入担当 竹中より】
明治以降庶民の衣服として広く愛されたその風合い。
素朴でぬくもりがあり…
深く奥行きのあるお色が着姿をきりりと引き締める。
街着や旅行着、日常着としてさっそうとお召しいただきたい久留米かすり。
中でも、手括り・手織。そして正藍染の「重要無形文化財指定」のお品は、
もちろん非常に珍しく、高値で取り扱われます。
本品はなんと、重要無形文化財「久留米絣」技術保持者 初代【森山虎雄】氏の作品。
久留米絣を学べば必ず出てくる氏の芸術品-
通の方へ大切にお届け致しますので、どうぞお見逃しなく!
【お色柄】
明治以降庶民の衣服として広く愛されたその風合い。
非常にシックな藍色の中に 横絣にて
山間の霞に草花 そして橋や鳥居 三重の塔などが
連続的に織り出されました
気の遠くなるほどの情熱が込められた絣が、濃い地にくっきりと際立ちます。
昔から絣は、洗えば洗うほど美しくなると言われています。
これは、柄の色と地の色がぼかしの様に色移りすることによって、
着れば着るほど、「味」が出てくることから言われます。
時代を超える伝統の匠技。
末永く、まさに流行りすたりなくお持ちいただけますので、
工芸品として、必ずやご満足いただけることと存じます。
どうぞ末永くお手元で大切に、歳月を経ることで生まれる織のなじみ、
その風情をご堪能下さいませ。
【 久留米絣について 】
文部科学大臣指定重要無形文化財(1957年4年25日)
経済産業大臣指定伝統工芸品(1976年6月2日指定)
福岡県南部の筑後地方一帯で製造されている絣。
1800年頃に現在の福岡県・久留米藩の井上伝という
少女が、久留米絣の織り方を発案。
伊予絣、備後絣とともに日本三大絣の一つともされる。
現在では着物の範囲にとらわれず、ストールや
トートバッグ、スニーカーといった製品の素材
にも用いられている。
織機(動力機)と手織のお品があり、
手織のものも、伝統工芸品と重要無形文化財技術の
二種がある。
重要無形文化財指定認定条件
以下の条件を満たしたもの
・手括りによる絣糸を使用すること
・純正天然藍で染めること
・なげひの手織り織機で織ること
綿100%
長さ約12.1m 内巾37cm(裄丈70cmまで)
森山虎雄の落款のはいった和紙が
添付されています
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、行楽、カジュアルなパーティーなど。
◆あわせる帯 お洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[バチ衿]
水通し4,950円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)で承ります。
[広衿]
水通し4,950円+ポリエステル衿裏880円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)で承ります。
※綿の着物は地厚な生地のため、裏地なしの単衣仕立てとなります。単衣仕立てで冬の季節にもお召しいただけます。袷仕立てをご希望の場合にはお問い合わせくださいませ。
※背伏せなし(背は袋縫い)・ポリエステル糸でのお仕立となります。
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
※「水通し」は、お仕立て前に生地の糊を落とし、ふっくらとした風合いに仕上げるために行う工程です。