商品番号:1549808
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
力強さと繊細さの同居。
見る者の心を捉える凛とした存在感を放つ訪問着のご紹介です。
平面でありながら奥行きを感じさせる構図、
静と動、美と力、そのすべてを纏うようなひと品でございます。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
所作により艶めく丹後の紋意匠地。
地色は濃藍色をベースとしてほのかに縞の地紋が浮かび上がり、
重厚さの中に動きを感じさせます。
その上に描かれるのは、白の大ぶりな葉と草花。葉はのびやかに、花は繊細に。
淡い金彩のアクセントが控えめながら効果的に施され、品格を添えています。
柄は裾から上へと流れるように配置されており、着姿にすっとした縦のラインを与えてくれます。
華やかでありながらも、気品と静けさを備えた一枚。
大人の女性が纏うべき、堂々たる仕上がりです。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈185cm 内巾37cm(最大裄丈70cmまで 最長袖巾肩巾35cmまで)
白生地には特選丹後ちりめん紋意匠地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、お付き添いなど
◆合わせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解湯のし4,180円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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