商品番号:1549896
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
黒地に映える典雅な唐草とペルシャ風の華文意匠、
そして彩度を抑えた多暈し染め。
気品と妖艶が交差する特選訪問着のご紹介です。
静けさの中に美しさを秘めた…
まるで漆黒の夜空に舞う花々のような優雅な広がり。
格を求められる場に相応しい品格を持ちながら、
印象には柔らかさと艶が宿る、まさに染匠の意匠美が光るひと品です。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
さらりとしなやかなちりめん地。
漆黒の地にはアラベスク風の華文が中央に配され、
流れるような唐草や牡丹風の花葉文が左肩から裾へと大きく展開します。
色調は紫系から青藤、白鼠、淡黄まで幅広いながらすべてがシックにまとめられており、
黒地に美しく映えます。
アウトラインに施された金彩が柄の立体感を際立たせ、
角度によって表情が変化します。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈約170cm 内巾37cm (最長裄丈約70cmまで 最長袖巾肩巾35cmまで)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、初釜、パーティー、ご挨拶、お付き添い、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解手のし6,050円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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