商品番号:1540145
(税込)
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【 仕入れ担当 更屋より 】
日本の紬織物の故郷、久米島…
久米島紬としてはかなり珍しいお色使いの特選草木染紬着物のご紹介です。
泥染の濃色が多い久米島紬。
シーの木、シサザーなどを用いたクリーム系の中々なお見かけしない草木染による珍しい配色は奥深く優しげな表情に…
御絵図に見られる伝統的な絣柄ではなくモダンなストライプのデザインの淡い彩りのお品で、
同じ草木泥染の久米島でも明るめのお色をお探しの方におすすめでございます。
すでに泥染の久米島紬はお持ちの方、琉球の染織品ファンの方、ほっこりとした地風の紬着物をお探しの方必見。
優れた良色柄の一枚を厳選仕入れしてまいりました。
自信をもっておすすめさせていただきすのでぜひこの機会をお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
ふうわりと軽く柔らかさを感じられる豊かな奥行き…
鳥の子色の紬地が生み出す洗練の和姿。
大人の女性の上等カジュアルに、これほどふさわしいお品はございません。
意匠にはシンプルな白色と白花色の縦縞文様すっきりとが表現されました。
やはり久米島紬、絹布を触る手をもふうわりと包み込むかのように
本当に趣深い地風が、紬の島の本物の技を感じさせてくれます。
趣味性に富んだ様々な意匠の帯や、逆にさらに無地感覚の帯で、スタイリッシュに上質さをお楽しみいただけることと思います。
終生お手元でご愛用いただければと願いつつ、大切にお届けさせていただきます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 久米島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
沖縄県無形文化財指定(1977年)
製作技術が重要無形文化財に指定(2004年)
久米島紬保持団体が重要無形文化財保持団体に認定
その技術が琉球王国時代以来の伝統を保つ、
製法は手作業による織物。14世紀末頃、久米島の
「堂の比屋(堂集落の長)」が明に渡り、養蚕の
技術などを学んだ事が始まりとされる。
糸は真綿からひいた手紡ぎの糸、染料は島内で採れる
主に車輪梅(ティカチ)、サルトリイバラ(グール)、
泥(媒染)、ナカハラクロキ(グルボー)、フクギ、
ヤマモモ、オオハマボウ(ユウナ)。
製織は手投杼を用いた手織である。
久米島紬の色の系統は以下
・黒褐色、茶系:グール(サルトリイバラ)とテイカチ(車輪梅)、泥
・青灰色、白灰系:ユウナ(オオハマボウ)を燃やした灰
・青丹、薄鶸系:ウージ(サトウキビ)
・濃青色、濃紺系:琉球藍
の彩りが最も多く、稀な彩りとしてはヤマモモとクルボー
(ナカハラクロキ)を用いた黄色系、媒染液によっては
ミョウバン媒染の赤味をおびた深みの黄色、泥による
鉄媒染の鶯色があり、近年は上記の他に椎の木、月橘、
月桃の植物染料を用いたもの、鉱業が盛んだった久米島の、
多彩な土を使っての新しい染色方法である千枚岩
(せんまいがん:フィライト)を用いた大地染などがある。
表裏:絹100%(縫製:手縫い)
◆八掛の色:飴色
身丈(背より) | 157cm (適応身長162cm~152cm) (4尺1寸4分) |
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裄丈 | 66.5cm(1尺7寸6分) |
袖巾 | 33cm(0尺8寸7分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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