商品番号:1547083
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
洗練されたデザイン。すばらしき織味。
思わず目を奪われてしまうほど…
訳あって機屋さんなどの詳細をこの場にてご説明できません。
詳細をお知りになられたい方は商品担当までお問い合わせくださいませ。
(お電話もしくはお問い合わせフォームよりどうぞ。)
まず、お値打ちに出回っているものとは質が違います。
ごく細い織糸の密な織りくちによって得られるしなやかさ…
締め心地や崩れにくさを決定付けるのは斜め方向への伸縮性。
お手元で帯地を少し引っ張っていただければ良く分かります。
体にキュッと寄り添い、長時間結んでいても苦しくならずに、
美しい帯姿を維持してくれることでしょう。
お振袖をはじめ色留袖、訪問着、付下げ、紋付き色無地など、
ぜひとも上等なお着物に合わせてあげてください。
どのような場でも自信をもってお召しいただけることと存じます。
美しき帯姿をお約束する作品をお届けいたします。
どうぞこの機会をお見逃しなきようお願いいたします。
【 色柄 】
瑞宝鼓舞錦と題されたひと品。
本袋にて織り上げられた帯地は意匠を映えさせる白色。
織り成された金銀糸・箔糸による立体感、力強い織りの表現力。
可愛らしさを漂わせる優彩の色糸がその面持ちを柔らかく表現しております。
装飾性に富んだ細部にただよう、エレガントなムード。
見ているだけで吸い込まれそうになるほどの美しさ…
華やかかつ洗練された雰囲気に織り上げられました。
【 本袋について 】
ご存知の通り、高級品にのみ許されるのが、「本袋」。
表地と裏地を同時に、輪のように織り上げる帯のことでございます。
基本的に、表の地組織と裏の地組織は同じ様にいたします。
なぜなら、表裏の織巾が合わなければ帯にならず、
縫い袋のように、表裏別々に織った後で縫い合わせるわけにはいかないからです。
表裏同時に、輪のように織り上げる本袋帯。
織り場では、織りあげつつあるお柄を見ることができません。
したがって織人の熟練が必要とされますし、大変難しい織物です。
本袋帯と縫い袋帯を並べて見比べていただきますと、
すぐにお分かりいただけるかと思います。
その違いは、帯の両端、つまり耳の厚みでございます。
これこそが本袋帯の一番の特徴で、縫い袋帯の半分の厚みですので、
薄く綺麗にたたむことができます。
またお太鼓結びに締めていただくと、耳付きが薄いので、
前・横から見ていただいた時にお太鼓が大変綺麗に映ります。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹糸「経・貫・刺繍糸」82% レーヨン「刺繍糸(金糸)」12% 和紙6%
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:綿芯
六通柄
本袋帯
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ~50代
◆着用シーン 成人式、入卒式、結婚式、披露宴、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる着物 振袖、黒留袖、色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
この商品を見た人はこんな商品も見ています