商品番号:1546901
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
数々の皇室関係への御衣裳を献上されている
【 藤井寛 】氏による特選訪問着のご紹介でございます。
一目でわかる藤井寛氏の代表的な柄行。
そのやわらかな彩り、しっとりとした紋綸子の華やぎ、
古典を知り尽くした匠の結晶のような作品でございます。
結婚式やパーティーなどを始めとする
フォーマルのお席に、ぜひお召しいただきたい一条!
今回は西陣【 都(みやこ) 】の袋帯とのコーディネートセットをご紹介。
ぜひごゆっくりとご覧くださいませ。
【 お色柄 】
[着物] 商品番号1507904
紗綾形と花の地紋を込めた絹地は、薄黄色に染めて。
さらりとした質感に、しなやかでふっくらとした風合いの特選絹地です。
藤井寛氏の作品といいますと、「雲取り」や「山取り」が代表的。
まさにこれぞという作風の、穏やかで淡い彩りが大変魅力的な一枚でございます。
本作品も、氏の代表的な雲取を背景にして、
宝相華紋を染めあしらいました。
純古典の格調高い面持ち。
優しい彩りでそっと重なり合い、品の良い華やぎを演出いたします。
上前には細やかな金駒刺繍を施し、
艷やかに女性の品格を感じさせる仕上がりです。
[帯] 商品番号1520103
程よく厚みとコシのある地風の、かなり濃い
くすんだ憲法黒(けんぽうぐろ:ごくわずかに
茶味をおびた黒系のお色)の帯地に、オフホワイトの
絵緯糸と金糸の濃淡のみの配色で、若松菱と菊花を
モチーフにした亀甲がリズミカルに織出されております。
【 西陣 都(みやこ)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.385
1939年(昭和14年)創業
手がける帯はフォーマル帯はもちろん、
身に着ける人の魅力を際立たせるお洒落もの、
涼やかな夏帯、カジュアルな日常着と幅は広く、
「どんなシーンでも、自分らしい着こなしが
愉しい織物を創り続ける」をモットーに
ものづくりをされている機屋。
1945年にはつづれ織のジャガード化に成功
西陣で初めて紋紙を使用した生地の紋綴八寸を
主力に、絽綴八寸、まりま綴八寸を開発。
1960年(昭和35年)頃より紬袋なごや帯を開発、
西陣の袋なごや帯の老舗として名声得た後、
カジュアルを中心としたものづくりから、錦袋帯等に
比重を置き、唐俑箔や四季彩などの人気ブランド
シリーズを展開した。
【 藤井寛について 】
皇室献上友禅作家
【 所属 】
京友禅協同組合連合会
京都工芸染匠協同組合
京都手描き友禅協同組合
京都伝統の技と心を受け継ぎ、さらには
皇室へ度重なる献上の栄誉を授かる京都の匠。
熟練の技を必要とする挿し友禅を極め、
独自の創作世界を築く。
中学卒業から家業を手伝い、大学卒業後は
下絵師であった父に師事。
中小企業の経営学や油絵を学んでおり
家業とは別の道も考えていたが、着物職人の
地位向上を図りたいという想いで家業を承継。
「雲取り」や「山取り」が代表的なお柄。
【 経歴 】
1935年 下絵師・藤井桃陰の長男として生まれる
1956年 藤井画房設当初はお誂えの受注制作
1959年 同志社大学経済学部卒業
後、父桃陰に師事する
1960年 「藤井画房」を「富宏染工」に改名
1972年 富宏染工株式会社設立 同時に工房を設立
2020年 藤井友子が代表取締役に就任
藤井寛は会長へ
■代表作
皇后陛下 御訪問着(瑞雲重ね)制作従事
紀宮様 御振袖(雲取典麗彩重ね)制作従事
秋篠宮妃殿下 振袖(山取松藤慶長文様)制作従事
皇太子妃殿下 御振袖(王朝典雅扇)制作従事
高円宮承子様 御振袖(松皮取慶長宝尽)
高円宮絢子様 御振袖(琳派流水取四季草花)
眞子内親王 御振袖(慶祥雲重)
伝統的工芸品産業功労者褒賞
経済産業省製造産業局長賞
日蓮宗法音寺京都別院・法輪時本堂の格天井の制作に従事
[着物]
絹100%
たち切り身丈181cm 内巾38cm (最大裄丈72cm)
白生地には丹後ちりめん地を使用しております。
[帯]
絹92%
ポリエステル、レーヨン(金属糸風)、指定外繊維(和紙、紙):8%
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
西陣織工業組合証紙No.385 都(みやこ)謹製
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、ご挨拶、 ご入卒・七五三のお付き添い、音楽鑑賞、観劇など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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