商品番号:1546305
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
名物裂一筋…
無限の意匠力を魅せる「あらいそ」より
本袋にて織り上げられたワンランク上の特選袋帯のご紹介です!
名物裂以外、他の織物は一切創らないこだわりから、
各地方呉服屋さんにおいての個展などが多く、
一般にあまり出まわらない機屋さんです。
さらに、当時の織味そのままに復元するというこだわり。
手に取って見つめていると、600年も昔に生きた人々と心通づるよう…
由緒正しき文様美の数々は現代にも新しく。
比べて頂かずとも、他社のものとはその差、歴然でございます。
その美しさ、画像ではお伝えしきれませんのが残念ですが…
名物裂の世界をお楽しみ頂けましたら幸いでございます。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
凛とした黒色の地。
お柄には市松の枠取りに牡丹や七宝などの意匠をちりばめております。
遠州緞子と呼ばれるこの文様は、
天下の宗匠となった小堀遠州が愛好していたとされており、
洗練された遠州の美的感覚が感じられます。
さらに本品は高級帯の代名詞である本袋で織り上げられており、
お柄も全通に渡って織りあげられておりますので、
締め心地も良く、きっと重宝して頂けることと思います。
【 あらいそ(旧:名物裂)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.1087
名物裂の復元を手掛ける。
当時の織味そのままに復元することにこだわり、
その味わいを今に表現した帯や小物、茶道具など
多岐に渡り製作。帯のタレ先にあたる箇所に
2つ並んだタツノオトシゴのマークが織り込まれている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% 長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:全通柄
耳の縫製:本袋のためございません
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷せの時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お茶席、観劇、音楽鑑賞など
◆あわせる着物 付下げ、色無地、江戸小紋、御召など
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