商品番号:1544985
(税込)
【仕入担当 竹中より】
モダンな品格溢れる西陣袋帯をご紹介致します。
シンプルなものこそ、その上質感が伺えるもの。
織り口しなやかに、名機屋が自信を持って織り上げた創作袋帯です。
歴史と和の風情を感じられる城下の町屋の「出格子」。
江戸時代末期、城下の町屋の「出格子」には、
意匠を凝らしたものが作られるようになりました。
それは現代でいう建築デザインの先駆けで、
以降、様々な格子模様が和装にも取り入れられました。
その格子模様を織組織により表現したお一つです。
リサイクルならではの一期一会
お好みがあわれましたらぜひ!
【商品の状態】
リサイクル仕立てあがり品として仕入れましたが
締め跡もほとんど見受けられず
美品としてお届けできます
【お色柄】
しなやかで締めやすい、オフホワイトの帯地。
花織模様を抱いた薄墨の横段に
縦に間道、横にはざっくりとした笹和紙糸を用いて
洒落味と品格に満ちた格子模様を表現致しました。
織りの変化が心地よく交差されて…。
匠みな組織織りがシンプルながらも味わい深く、
豊かな表情を生み出す魅力的な仕上がりです。
お洒落訪問着から付下げ、色無地、格高い小紋などなど幅広く、
おきもののお柄を邪魔することもございません。
また、単衣用はもちろんのこと、春・秋と袷の着物にも相性が良く、
長くご着用いただけて、大変重宝することでしょう。
さりげなさを楽しんでいただけるお品です。
どうぞこの機会をお見逃しないようにお願いいたします!
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹95% 紙糸5%
長さ約4.48m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.650 田中伝機業店謹製
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お茶席、お稽古事、街着、ランチなど
◆あわせる着物 お洒落訪問着、色無地、小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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