商品番号:1543795
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
いつの世も、着物びとの心をとらえて離さない琉球伝承織物。
中でもご要望の多い、野原織物工房・野原俊雄氏によって生み出された
本場南風原花織の手織り九寸帯のご紹介です。
「手花(てぃばな)」と言われる技法を用い
自在に作家の感性のままに彩りを加えたハイクラスの一条です。
淡い地色に馴染みの良い配色の意匠が映える帯ですので、
様々な地色のお着物に合わせて頂きやすく
着姿に琉球の風情を加えるコーディネートに重宝頂ける事でしょう。
まずはどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
落ち着いたブルーグレーを基調としたしなやかな帯地。
意匠には手花による花菱柄を込めた横段模様を施しております。
その合間に琉球かすりの横段模様も加えた、
南風原地方の織技術が詰め込まれたひと品です。
今日も守られる職人たちの手技の結晶。
そのぬくもり溢れる風合いを新しい感性で受け継ぐ一品として、
大切にお持ちいただければ幸いでございます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 南風原花織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(2017年1月26日指定)
沖縄県伝統工芸品(1998年認定)
沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品。
裏表のない「両面浮花織」が主流で、ヤシラミ花織、
クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地独特の
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど(多いものは10枚)もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。
絹100%
長さ約3.8m
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、行楽など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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