商品番号:1543073
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
麗美、淑やかな気品満ちて…
西陣の名門『洛陽織物』より確かな手仕事によって織り上げられたお品を仕入れてまいりました。
さすが名門の仕上がりらしく、よく出回っているものとは織りくちが異なります。
細部にもこだわった本当に品の良いお品ですので、
是非ともお手元でじっくりとご覧いただきたく存じます。
【 お色柄 】
しなやかに織り上げられた帯地は清雅な裏葉柳色を基調に…
お柄には金糸を用いて流水の文様を表しつつ、その間に優彩の絹糸と金糸を用いて、
向かい鶴や唐花、荒磯、蜀江など、古典の文様を細やかに織り表しました。
柔らかな優彩に金糸の高雅な煌きが相まって、知的かつ清雅に、気品溢れる面持ちに。
格調高く、それでいて爽やかな風情に満ちた織り上がり。
和姿に淑やかな品格を添える一条です。
時代を超えて、常に新しさを感じさせる悠久の美。
正統派の訪問着に合わせれば、フォーマルシーンに普段とは一味違った、清雅かつセンス光る着姿をご堪能いただけます。
【 洛陽織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.56
1898年(明治31年)創業
1949年(昭和24年)設立
天保初年(1804年) 井筒屋萬助が織司として創始。
初代井筒屋萬助(滋賀萬助)が近江国滋賀郡より入洛。
西陣にて織司「井筒屋」を興した。
1949年四代目滋賀辰雄が「洛陽織物株式会社」を設立。
格調高い礼装用の帯をはじめ、洒落帯、御召など
長い歴史の中で培われた織技術を用い、丁寧な
ものづくりを続けている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No56 洛陽織物謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、御召、付下げ、色無地、格の高い小紋など
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