商品番号:1541677
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
人気の高い栗山紅型
夏の大麻帯地を染めた洒落た九寸名古屋帯のご紹介です。
沖縄の色彩豊かで美しい紅型染のテイストと、
日本のしっとりとした深みのある伝統色が
溶け合った本当に素敵な染帯です。
すっきりとした夏の装いにあわせていただければ、
帯のひきたつハイセンスなお洒落をご堪能いただけることでしょう。
小紋や織りのお着物などに合わせて、洒落味たっぷりの後姿をお楽しみください。
根強い人気の【栗山吉三郎】氏によるステキな夏帯です。
お目に留まりましたら、どうぞお見逃しなく!
【 商品の状態 】
ご着用済みのリサイクル品として仕入れて参りましたが
帯も付いたままで使用感も全くないので新古品と思われます。
お手元で現品お確かめの上、ご活用ください。
【お色柄】
大麻は中央アジア、カスピ海周辺を原産地とする
高さ3~5mにもなるクワ科の一年草で、
繊維を取る目的で栽培された最初の植物であります。
その歴史は新石器時代の初期までさかのぼることができ、
日本の縄文時代の遺跡からも見つかっています。
大麻は、長い間、日本人の生活の中で繊維用のほか、
食料、燃料、建材、薬などのための重要な植物として栽培されてきた、
アメリカによって禁止されるほんの半世紀前までは、
日本中どこにでも植えられていた植物です。
その今では稀少な大麻の繊維を使ってつくられたのが今回ご紹介するお品です。
地色は穏やかな柴染色を基調として。
ざっくりとした風合い豊かな麻の帯地に染められたのは、
背景を生成り色にてめ分けた「葡萄唐草」の花模様。
紅型の彩りで和の風情を表現し、
味わいある情緒たっぷりな仕上がりとなっております。
栗山工房独特のムードが、お締めになられる方のハイセンスな感性を演出します。
丹精込めた紅型の和染め技法にて、地色に冴える彩りは
ひと目で心が晴れやかになるような印象です。
おしゃれな染帯はぜひ、こだわりをもってお選びいただきたいものです。
織りの着物や小紋などにあわせて、品あるお洒落をお楽しみくださいませ。
【栗山吉三郎について】
沖縄の紅型に魅せられた初代・栗山吉三郎氏が、
昭和半ばに京都で創業した伝統ある工房、それが栗山工房です。
現在は三代目・栗山吉三郎氏が率いておられ、
ほとんどの工程を工房内で一貫生産している珍しい工房です。
琉球の色彩豊かで美しい紅型染と、内地ならではの深みある伝統色が溶け合う。
それこそが、和染紅型の魅力。
栗山紅型とも称される、心に響く染めものでございます。
栗山工房ではお振袖から訪問着、小紋などとの多くの創作品を手がけていらっしゃいますが、
一番人気の高いのはやはり染めの九寸名古屋帯です。
シンプルなおきものにアクセントとしてはもちろんのこと…
すっきりとしたお太鼓柄は、総柄の小紋などにもよく似合います。
織りのおきものとの相性は申し上げるまでもなく、
また色無地にお締めいただけば、主張あるなかにもやわらかな装いとなります。
【 栗山工房・栗山吉三郎について 】
1952年(昭和27年)工房設立
沖縄の「紅型」と京都の「京友禅」を融合させた
「和染紅型」を生み出す染め工房。
図案、型彫り、糊置き、手差し彩色、引染め、
水洗など京都でも唯一の一貫作業工房として
見学も多い。
現在三代目・栗山吉三郎(西田裕子)氏のもと、
熟練の職人がお着物、帯、バッグや日傘などの
小物を製作している。
■二代目 栗山吉三郎(本名:大箭秀次)
【 経歴 】
1941年 岐阜県生まれ
1960年 初代 栗山吉三郎氏に師事
1967年 栗山工房設立と共に取締役に就任
1975年 初代 栗山吉三郎氏より引継ぎ栗山工房代表取締役に就任
1986年 初代 栗山吉三郎氏没す
1989年 ニ代目 栗山吉三郎を襲名
東京ミキモトホール、京都思文閣美術館にて
「栗山吉三郎の道 展」を開催
1997年 「`97ファッションカンタータ」参加出展
京都染色美術協会の真珠苑に属し、先代から受け継いだ
紅型染めの技術を極めると共に、時代の流れに考慮しながら
現代感覚溢れる和染紅型の呉服、室内装飾品などの
創作に打ち込んでいた。
麻100% 長さ3.7mm
お柄付け:全通柄(色付けはお太鼓柄)
◆最適な着用時期 6月~8月(夏前単衣から盛夏に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、お食事、ショッピング、行楽などのカジュアルシーンに。
◆あわせる着物 小紋、色無地、御召、紬
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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